意外なものをスマホ撮影? 弁護士に聞いた「騒音トラブル」解決法 (2/2ページ)

学生の窓口

では、実際の証拠の集め方やその後の対処法についてみていきましょう!

■ 騒音計測器で測る! スマホで撮る!!

意外と騒音計測器って安くて、3000円以下で買えるものもあります。隣人の騒音が酷いときには、すかさず騒音計測器を用いて計測スタート! ここでのポイントは、計測している様子をスマートフォンの動画で撮影すること。これで騒音が数値化されますし、しかも騒音が発生している時間も特定できるので、かなり直接的な証拠になります。

■ 診断書をゲットする

ひどい騒音でストレスや不眠が続くならば、病院でお医者さんに診断書を書いてもらいましょう。診断書の相場はだいたい3千~5千円程度のようです。ポイントは、診断の際に、隣人の騒音が原因だと申告すること。これで症状の原因が騒音であることを診断書に書いてくれる場合もあります。ただし、嘘を言って診断書を取得することは厳禁ですよ!

■ 大家さんとの交渉はファーストコンタクトが大事!

まずは、賃貸人である大家さんに連絡しましょう。ここでのポイントは、交渉の方法です。大家さんに「隣人の騒音がうるさい!」と言ってもただのクレーマーと勘違いされかねません。そこで集めた証拠の登場です。騒音計測器で記録したものを、環境省や地方自治体のホームページに掲載されている騒音基準と照らしあわせて一覧表にしておきます。それを渡して「騒音が一般的な限度を超えています。私だけでなく皆さん迷惑を被っています」と冷静に伝えてください。

■ それでも大家さんが動いてくれない場合は…

役所の担当窓口に行って相談してみるのもありですし、弁護士に相談するのもありでしょう。いずれにしても相談するときには必ず、一覧表や診断書を持参してください。特に弁護士だと、証拠がある方が介入するべきか判断が明確になりますし、費用も証拠がない場合に比べると安くすむ場合もあります。


河西先生、ありがとうございました!

トラブルに巻き込まれたくないという気持ちは、誰でも同じはず。お互いに少しずつ譲りあうことで、みんな仲よく暮らしたいものですね。

(取材/サイドランチ、取材協力/レイ法律相談事務所、イラスト/くろにゃこ。)

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