まったなしの温暖化対策に!インドネシアの熱帯雨林100万ha再生・保護へ (2/3ページ)

FUTURUS


■ 熱帯雨林を保全することは生物多様性を守ることに直結する

スマトラゾウの絶滅の危機は、生息場所である熱帯雨林の消滅が大きいと言われる(写真:APPジャパン)

同社は現在、森林保護方針(FCP)に基づき政府とNGO、関連企業とともに、インドネシアの熱帯雨林100万haの保護と再生を支援する計画を策定しており、年内には「森林保護基金」も立ち上がる予定だ。

インドネシアは絶滅の危機にある、スマトラトラやスマトラゾウや希少な保護植物など、多様な動植物が生息し、生物多様性が世界で最も高い国と言われる。そして、その生態系のゆりかごとなっているのが熱帯雨林だ。

同社では、インドネシアの中でも特に貴重な生態系の残っている10地域を景観地域として選定し、政府や自然保護NGOなどと連携しながら熱帯雨林や炭素蓄積の大きい泥炭湿地林の保護、再生や、動物らの生息域を保全するなどの取り組みを始める。

スマトラトラは、現在確認されている固体数の4分の1がリアウ州に生息(写真:APPジャパン)

その第一弾として、同社及びAPPジャパンでは今年8月、スマトラ島リアウ州にある「ギアム・シアク・ケチル」の景観地域において、まず1万本の植樹をスタートした。これは同エリアの荒廃している地域25haに、今後1年間で同地の自生種である「フタバガキ」を、1万本植えるというものだ。

フタバガキとは、ラワン材の材料になるもので、アジアの熱帯雨林を構成する代表的な樹種である。内外の植林活動に幅広くかかわっている生物学者の宮脇昭氏が同地を視察した際にフタバガキを推奨したことからをこの木を選んだという。

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