同僚・友人・兄弟……つい「ライバル意識」を持ってしまう人は? 「職場の先輩:実績で競う」「高校の同級生:幸せ度を比較」

学生の窓口

「仲のいい友人」と言いつつも、実は心の中で火花がバチバチだったり、営業成績で同期社員と競い合ったり……。もちろん、日々穏やかにすごせればそれに越したことはないのですが、ついついライバル意識を持ってしまうような存在の人っていますよね。今回は、そんなライバル意識についてのアンケートを行いました。

■ライバルがいると答えた人は1割強!
「あなたには友人・知人・同僚等でライバル意識を持っている人がいますか?」と社会人男女に聞いてみたところ、結果は以下の通りとなりました。
・いる…………48人(11.2%)
・いない………381人(88.8%)

ほとんどの人がライバル意識を持っている人は「いない」と回答。「いる」と答えた人は全体の1割強にとどまりました。意外とみなさん、毎日を穏やかにすごしているようです。では、ライバルがいる人はどんなところを競っているのでしょうか? 具体的に聞いてみました。

■仕事でのライバル!
・職場の同期。仕事や育児に対する姿勢が似ていてついつい意識してしまう。(女性/36歳/ソフトウェア)

自分と似ている部分が多いと、つい比べてしまいますよね。

・職場の同期。仕事をいかに早く正確に仕上げるかを争っている。(男性/50歳以上/団体・公益法人・官公庁)

こういうライバル関係は、仕事にもいい影響が出ますし、理想です!

・会社の同僚。研究開発で切磋琢磨してる友人でありライバル。(男性/36歳/金属・鉄鋼・化学)

お互い切磋琢磨しながら仕事すると、モチベーションも上がりそうですね!

・職場の同僚。人たらしでうまく仕事をしているのでうらやましいが、愚直にやっている自分も何とか活躍したい。(女性/26歳/電機)

人それぞれいろんな仕事の仕方がありますから、自分の個性を発揮すれば大丈夫ですよ!

・会社の同期。人当たりがよくて、勝ち目は薄いが、負けたくない。(男性/25歳/建設・土木)

そういう気持ちで仕事をしていると、いつのまにかスキルが上がっていそうです。

・職場の同期。営業成績でもいつも上位争いをしていて、仕事に対する姿勢も似ているから尊敬しているけれど、いつか抜いてやりたいとお互いに思っている。(女性/29歳/商社・卸)

営業成績ってシビアに数字が出るから、燃えますよね!

・職場の同期。ITの技術力について、同じプロジェクトメンバーなので協力し合って進めているが、お互い相手より上を行きたいと思っている。(男性/23歳/情報・IT)

協力しあいつつ、ライバル。複雑ですが、理想的な関係なのでは?

・同期の男性。業務内容で給与に差がつくならいいが、性差で差がついたようなことが許せないから。(女性/28歳/機械・精密機器)

確かに、性差で給与に差がつくことくらい理不尽なことはありません。

・同じ部署の女性社員。仕事もできて美人で、かなりモテる。(男性/30歳/学校・教育関連)

異性にライバル意識を持つ人って珍しい気がしますが、なんかいいですね!

・年下の先輩。やたら競ってくるから腹が立つ。(女性/27歳/情報・IT)

「年下の先輩」という絶妙なポジションの人にライバル意識を出されると、イラッとしそうです(笑)。

・職場の年下の先輩。仕事ができるので、それに勝る実績を出したい。上級職で入ったので、負けられない。(男性/24歳/団体・公益法人・官公庁)

尊敬もしつつ、立場上負けられないというプレッシャーもありそうですね。

・いつも意識高い系の、ちょっとイラつく人。仕事もできるので、ムカつくし、追い抜きたい。(男性/28歳/情報・IT)

ちょっとイラつく人には絶対に勝ちたいものです(笑)!

・同じ職種の人たちでそこそこスキルがある人は皆ライバル。(女性/32歳/その他)

フリーで仕事をしている人は、みんなそんな気持ちなのかもしれません。

■人生のライバル!
・高校からの友人で結婚・妊娠・出産がすべて同じ年だったから。(女性/30歳/医療・福祉)

すべて同じ年というのも、偶然というより意識した結果、なのでしょうか?

・学生時代の同級生。結婚やお金など心の中で比べてしまう。(女性/37歳/人材派遣・人材紹介)

ついついやってしまう、マウンティング的なものですよね。

・高校時代からの友人たちはライバル。より幸せになれるか。(男性/31歳/食品・飲料)

仕事以外でライバル意識を持つ男性もいるんですね~。

・高校の友達。結婚、出産の時期で負けたくないから。(女性/33歳/金属・鉄鋼・化学)

結婚・出産が早い方が勝ち、ということでしょうか?

■その他
・職場の同僚です。年齢が近いので、何気にファッションチェックをしてしまう。(女性/32歳/ソフトウェア)

ライバル意識を持つところって、仕事じゃなくてそこなんですね(笑)。

・高校時代からの友人。肌の白さとか、可愛さとか。その子はすごく可愛いのに彼氏ができないのが欠点。(女性/27歳/団体・公益法人・官公庁)

ついつい友人と自分の容姿を比べてしまう女性って、意外といるのではないでしょうか。

・弟。弟よりも私の方が親に気に入られたいと思ってる。嫁に行ったと思われて疎遠になるのは嫌だから。弟は私をライバル視してはいませんが……。(女性/34歳/その他)

子どもの頃、こんな気持ちになった人は多いと思いますが、大人になっても思い続けている人は珍しいのでは?

いかがでしたか? やはり多くの人は仕事でのライバル関係、しかも「よきライバル」が多いようでした。仕事面でのライバルの存在はモチベーションの向上にもつながりますよね。ときにはライバル意識を持つことで相手に対してマイナスの気持ちになってしまうこともあるかもしれませんが、そういうときは発想の転換が大事。気の持ちようで、マイナスをプラスに変えることはきっとできるはずです!

(文/オチアイユキ)

調査時期:2015年7月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人男女429人 (インターネットログイン式アンケート)

「同僚・友人・兄弟……つい「ライバル意識」を持ってしまう人は? 「職場の先輩:実績で競う」「高校の同級生:幸せ度を比較」」のページです。デイリーニュースオンラインは、同僚ライバル人間関係仕事カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る