嘘をつく能力は年代で大違い!嘘が得意な年齢と苦手な年齢が判明 (1/2ページ)

Suzie(スージー)

嘘をつく能力は年代で大違い!嘘が得意な年齢と苦手な年齢が判明

嘘をつくのが得意な年齢があるということをご存知でしたか?

アムステルダム大学の科学者が、科学技術博物館”NEMO”を訪れた6歳から77歳までの1,000人を調査した結果、嘘をつく能力がもっとも高い年代は「ティーンエイジャー」であることが実証されたのです。

今回は『THE INDEPENDENT』の記事を参考に、人間の「嘘をつく能力」の年代差についてまとめました。

■最新調査で嘘をつく能力が高い年齢が判明

『Acta Psychologica』(心理学ジャーナル)に発表されたこの調査では、まず嘘をついても本当のことをいってもよい状況をつくり、単純な一般的な知識についての質問に答えさせました。さらに個人的に、24時間以内に嘘をついた回数や相手について質問。

嘘をつける状況に立たされたとき、実験ではティーンエイジャーは最初のテストで迅速に嘘をつくことができました。反対に、6歳から8歳までの子どもや、60歳以上の高齢者が、もっとも嘘をつけないという結果に……。

2つ目のテストでは、ティーンエイジャーは、過去24時間以内に2.8もの嘘をついたと答えました。これは平均の2つよりもかなり多い数字です。

■嘘をつく能力は「抑制制御」レベルで決定

幼い子どものうちは嘘をつくのが苦手ですが、ティーンエイジャーになるに従って嘘をつく能力が急激に発展し、そしてその後再び急激に減少。

高齢者になると再び嘘をつくのが難しくなります。10代から20代は、もっとも嘘をつきやすい年代であることが、この研究によって明らかになったのです。

これは年代によって脳の「抑制制御」のレベルが異なるためと考えられています。ティーンエイジャーや若者は一般的に抑制制御のレベルが低いのです。抑制が比較的弱いため、我慢して正直に真実を伝えずに、すぐに嘘をついてしまいます。

もちろん、すべてのティーンエイジャーが嘘つきだということではありません。嘘の得手不得手には個人差もあるでしょうし、誠実に正直に生きようと努力している10代もいるでしょう。

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