知ってほしい、ポイ捨てごみ調査システムを開発した「ごみ拾いSNSピリカ」代表の思い (2/3ページ)
これに友人たちが関心を示し、技術面・アイデア面で大きな協力を得る。試行錯誤を経て出来上がったのは、世界でも類をみない“ソーシャルごみ拾いプラットフォーム”。
アイヌ語で“美しいクチバシ”という意味を持つ、北国の鳥エトピリカをシンボルマークにした『ピリカ』は、こうして誕生した。
■ ゴミ拾いSNS「ピリカ」とは?
『ピリカ』の仕組みは簡単だ。ゴミを拾い、写真を撮り、『ピリカ』にアップし、拡散させる。ただ、それだけ。

source:http://kibi-dango.jp/
「ポイ捨てされるゴミよりも拾われるゴミが多くなれば、世界に落ちているゴミはなくなる」
そんな単純な真理を真剣に追及する小嶌さんは、人間の合理性よりも“影響されやすさ”に賭ける。人は抽象的な理念よりも身近な人の行動に影響される。周りの人がやっていることが、その人にとっての“当たり前”になるからだ。
そして、人の持つもう一つの真理にも注目した。
「可視化・数値化されないものへの関心は長続きしない」
人は自分がエネルギーを注ぎ込んだことに対し、結果や見返りがないと満足できない。いくら公共道徳や善意を持ち出しても、それが何の役に立っているのかわからなければ、次第に空しくなってくる。
そして開発されたのが、ごみ調査用アプリ『フクロウ』だ。

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この『フクロウ』により、町の路上や植え込みなどにどれだけのゴミが落ちているか、そしてゴミ拾い運動をすることによって、どれだけの変化があったのかを可視化することに成功。『ピリカ』の最大の顧客である各自治体に売り込むことにした。