被害者の4分の1が自殺を考える「イギリスの深刻ないじめ事情」 (1/3ページ)
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社会問題
近年、日本では学校でのいじめ問題が取り上げられることが多くなりました。子どもがいじめを苦に自殺するケースもあり、学校の対応が問題になることも。
しかし、いじめが問題になっているのは日本だけではありません。
イギリスの調査では、45%の子どもがいじめ被害にあい、70%はいじめられたあとに自分の見た目を変えようとし、24%は自殺を考えたといいます。『Daily Mail Online』で紹介されている、イギリスのいじめ事情を見てみましょう。
■9~17歳の子どもの45%がいじめの被害者
今回は「ダイアナ・アワード・チャリティー」が、いじめ対策に取り組んでいる1,000以上の学校で、9歳から17歳の子ども、合わせて1,865人に調査を行いました。
その結果として判明したのは、45%の子どもたちが日常的ないじめにあっているという事実。しかも24%は、いじめの標的になって自殺を考えたといいます。半数以上の児童がいじめのせいで憂鬱な気持ちになっているようです。
■子どもが幸せではない、学校に集まる批判
専門家たちは今回の結果を非常に心配し、学校はこの問題に対して十分な対策をしていないと述べています。
ダイアナ・アワードのいじめ対策キャンペーンの代表であるアレックス・ホルムズ氏は、幼い子どもたちが11,000時間を教育に費やしていることに触れながら、「今回の調査は学校が子どもたちを安全で幸せな状態にすることができていないことを示しており、子どもが自殺を考えているということは受け入れがたい状況だ」と語っています。
■インターネットの匿名性でいじめが深刻化
現代のいじめは、自宅すらも安らげる場所でなくしてしまいます。いじめ被害者たちは匿名のソーシャルメディアを通じ、自宅にいながら追い詰められてしまう可能性があるからです。インターネットのせいで、学校の終わりがいじめの終わりではなくなっています。
学校が終わっても続くいじめは、インターネット上での匿名性によって深刻化することがわかっています。