簡単に言うと、なぜ中国の「元」は「国際通貨」を目指しているの? (3/3ページ)

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世界各国(政府および金融当局)の準備通貨になれれば、その発言権は大きくなります。みんなが頼りにしているその通貨は自分の国で刷ってるわけですからね。

世界で準備通貨となっているのはやはり多くの場合「米ドル」です。ですから、中国の「元」が国際通貨を目指すのは、アメリカに対する挑戦でもあるのです。

ただし、IMFはSDRの基準の一つを「国際的に自由に取引していること」(freely usable currency)としていますので、この基準からすれば、中国の「元」には大きな疑問符が付きます。事実、IMFのシダート・ティワリ戦略政策審査局長は「SDR構成通貨への元を採用することについての結論を9カ月先送りする」というレポートを8月4日に発表しました。
中国の「元」が「国際通貨」になれるかどうかは余断を許さない状況なのです。

(高橋モータース@dcp)

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