【今さら聞けない豆知識】「小選挙区比例代表並立制」って何!? (1/2ページ)
日本の衆議院議員選挙では、「小選挙区比例代表並立制」という選挙方式が採用されています。今回は、この選挙方式がどのようなものかをご紹介します。名前は聞いたことがあっても、詳しく知っている人は実は少ないのではないでしょうか。
■「小選挙区」方式と「比例代表」方式を併用するよ!
「小選挙区比例代表並立制」といううんざりするほど長い名前ですが、これは簡単にいうと、
・「小選挙区」方式
・「比例代表」方式
両方を使います(併用します)という意味です。つまり、小選挙区方式の選挙と比例代表方式の選挙、両方を一度に行うわけです。
衆議院議員選挙の投票に行くと、
・「個別の候補者の名前を書く投票」
・「支持する政党の名前を書く投票」
の2つを行いますね。
・「個別の候補者の名前を書く投票」が「小選挙区方式」の選挙
・「支持する政党の名前を書く投票」が「比例代表方式」の選挙
なのです。では「小選挙区方式」と「比例代表方式」、それぞれがどんなものかを見てみましょう。
■「小選挙区方式」では選挙区ごとに1人が当選!
日本を295の選挙区に分けて、それぞれの選挙区から「1人」が選ばれるのが「小選挙区方式」です。当たり前ですが、この方式で「295人」の衆議院議員が当選します。
ちなみに選挙区の区割りは、「衆議院議員選挙区画定審議会」が10年ごとに調整しています。
■「比例代表方式」では各政党の得票数で議席を分配!
比例代表方式では「180人」の衆議院議員が当選します。
まず日本を、
北海道
東北
北関東
東京
南関東
北陸信越
東海
近畿
中国
四国
九州
の11の区に分けます。先に述べたようにここで投票されるのは「政党名」です。政党によって得票数に差が出ますから、各党の獲得票数を数え、「ドント方式」によって議席数が配分されます。