【未来予想図2020】驚きのフランクフルトモーターショー2015から、2020年の未来を予測! (3/4ページ)

FUTURUS

それだけ馬力が出せるし、燃費向上の効果も大きく期待できるのだ。

大げさな電池やシステムがなくても、簡単にハイブリッド化が可能。費用対効果に厳しい目を持つマーケットでは、こうした簡単なシステムが好まれそうだ。つまり、2020年の人気パワートレインは、『48Vシステム』になる予感がするのだ。



■ 発達するインターフェイス

そして最後に気づいたのはインターフェイスだ。現在、自動車業界が開発に力を注ぐのは、“燃費向上技術”と“自動運転技術”。特に自動運転には、クルマとクラウドとの情報伝達が重要になる。そのためクルマのエレクトロニクスは、今、驚くべきスピードで進化している。

また、完全な自動運転の手前での運転支援システムも次々と実用化されている。そのときにドライバーへ、どのようにシステムがサポートするのか? さらには自動運転が実現したときにドライバーは、何をしているのか? 問題となるのは、人とクルマの接点となるインターフェイスだ。

今回のショーでは、そうした人とクルマの新しいインターフェイスを数多く見ることができた。例えばフォルクスワーゲンは、ドライバーが空中で手を動かせば、クルマがそれを認識して、窓やサンルーフの開閉、オーディオや空調の調整ができるシステムを披露。ドライバーの動きは、赤外線レーザーやカメラで認識するのだ。

また、触ったときの手触りが変化したり、押すとクリック感が返ってくるタッチスクリーンのプロトタイプもあった。自動運転中に液晶モニターのメーターにユーチューブなどを表示して、その操作はステアリングに仕込んだマウスパッドで行うという提案も。更には、自動運転中に邪魔になるステアリングを移動させる展示車まで見つけてしまった。まさに驚きの提案の数々であった。

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