愛娘に胸張って、明和町のおいしい梨を食べさせたい! (2/4ページ)

サラリーマンから転身し、野菜づくりを経て梨農家へ 明和町での出会いが梨農家への道を形に
10か月の間、千葉県の農家に住み込みで野菜づくりを学び、次は果樹の勉強をと考えていたところ明和町の募集を知ります。1年間の修行を決意し明和町に向かった東さんは、「その方がいなければここで就農していない」というほど大切な出会いに恵まれます。
それが、3人の指導員のうちのひとり。公私に渡り面倒をみてくれて、梨農家としての道のりを後押ししてくれました。さらに、地域の先輩方も心強い味方です。
駆け出しだからこそ、疑問に思うことはそのままにしません。自ら実践する、熱い志を持った農家が明和に誕生したのです。
愛娘に胸張って、おいしい梨を食べさせたい窒素、リン酸、カリウム。これさえ与えれば、農作物は育つ。一般的には通説となっていますが、東さんはここに疑問をもちます。「人間は、1日何十種類もの栄養をとらねば生きていけないのに、なぜ農作物はそれで済むのか。」
梨の樹は1年間に20回ほど防除剤を必要とするのも、樹に栄養が不足しているのではないか。元気がなかいからこそ害虫に襲われやすいのではないか、という考えにいたります。
そこで東さんはその疑問に挑戦したのです。ミネラルたっぷりの何十種類もの栄養を梨に与えてみます。すると防除剤の回数も半分以下の9回に減少。
相対して梨の樹が強くなったからこそでしょう。圧倒的に味わいもよくなり糖度も増してきたのです。取り組みを開始する前後の味わいを知る方は「何をしたの!?」と、驚くほど。