産後も子宮が回復しない……産褥(さんじょく)子宮復古不全とは? (2/2ページ)
内診所見や悪露に異常が認められた場合には、超音波断層法を行うことが大切です。
これにより、子宮の大きさ、子宮内容の残存物や子宮腔内の血液などの貯留を、画像として客観的に評価することができます。
5つの心がけと治療法 【1】順調な排尿や排便を心がけます。
【2】子宮の復古を促すために、安静にし過ぎず、適度に動くようにします。
【3】授乳することで子宮の収縮も促されます。
【4】多くの場合子宮収縮剤を1~2週間投与します。
【5】場合によっては人工的に内容物を取り除き、感染予防のために抗生物質を投与することもあります。
異常を感じたら、すぐに病院へ 赤い血のような悪露が続くようでしたら、かかりつけの産科を早めに受診しましょう。産褥子宮復古不全は産褥晩期出血、細菌感染、産後の性器の機能障害にもつながっていくため、専門医による注意深い産褥管理と適切な早期処置が必要です。