女装家タレント・マツコ・デラックス（42）と親交の深い女優・天海祐希（48）が、「老後の共同生活」計画について明かしたことが話題となっている。9月28日放送の『マツコとマツコ最終回 アンドロイドは人間を超えられるのか!?SP』（日本テレビ系）に、かねてよりマツコ・デラックスと親交のある天海祐希がゲスト出演。以前、仲間内でマンションを“一棟買い”する計画を立てていたというぶっちゃけトークを繰り広げたのだ。

　10月1日発売の『女性セブン』（小学館）によれば、2人の出会いは5年ほど前のこと。マツコのファンだった天海が、テレビ局ですれ違った際に「お友達になってください」と声をかけたことがきっかけだったという。マツコも宝塚歌劇団が好きだったこともあってすぐに意気投合。いまでは気の置けない親友になったそうだ。

マンションを一棟買いして皆で住む

　今回、天海がゲストで登場した『マツコとマツコ』は、マツコとアンドロイドの“マツコロイド”が共演するバラエティで、今年4月にスタート。最終回は2時間スペシャルで放送され、「アンドロイドが老後のパートナーになれるのか？」といった企画の検証が行われた。

　マツコの友人であるミッツ・マングローブ（40）やKABA.ちゃん（46）との一泊二日の共同生活の模様を見た天海は「家に誰かがいるのが絶対に嫌なので。一人でいるのが本当に幸せで、これがベスト」と、キッパリ。独り身の生活が性に合っているようなのだが、とはいえ、ゆるい同居には興味がある模様。独り身仲間の女優・小泉今日子（49）や、タレント・YOU（51）らと、

「1回、みんなでマンション一棟買いして……っていう話はしたことある」

　と切り出し、

天海「そしたら寂しくないんじゃないかって」
マツコ「（各部屋に）配線とかして、なんかあったときは他の部屋に知らせられるような」
天海「『それも楽しいね』なんて言ってた」

　という、意外なエピソードを告白していた。

　この「理想の老後」について視聴者からは、大きな反響があったようだ。昔と違い、結婚をしない、という選択肢をチョイスする人も増えた現代社会では、いっそ気の合う独身同士、集まって暮らしていくという考え方は一理ある。なにより、楽しそうだ。

　芸能界ではアーティストのSEKAI NO OWARIが通称「セカオワハウス」なる家でメンバーらと共同生活を送っていることは広く知られているが、単純にプライベートで家を行き来するタレント仲間も存在するという。女優・上戸彩（30）はかつて、仲の良いタレント・ベッキー（31）が合鍵を使って自分の家に出入りすることもあると明かしていた。

「また最近では、8月放送の『24時間テレビ 愛は地球を救う』（日本テレビ系）で、チュートリアル・徳井義実（40）とスピードワゴン・小沢一敬（41）の“同棲”発言が話題に。深夜のトークコーナーの中で小沢が『この夏、徳井くんと一軒家借りたんです。一緒に住もうと（思って）』と発言。その後出演したイベントでは同棲報道を否定し、『呑み代がすごい高くつくんで、部屋呑みをするために借りた』と説明していましたが、家庭菜園の話をしたりと男同士で楽しんでいるとか」（芸能ライター）

　寂しさを紛らわせるための「老後共同生活」プランを思い描いているというマツコ＆天海だが、本当に実現するのだろうか？

（取材・文／恩田サチコ）