「若者の結婚離れ」って本当?大学生男女に「結婚観」を聞いてみた。まだまだ「結婚したくない」は少数派

最近の若い人は結婚をしたがらないという、いわゆる「若者の結婚離れ」がいわれますが、これは本当なのでしょうか? そこで、慶應の学生にインタビューするとともに、全国の学生にアンケートをとってみました。合わせて男女の結婚観の違いも紹介します。
Q1 将来、結婚したいですか?
「もちろんしたいです。一生ひとりなんてイヤですよ。安定した暮らしがしたいし、子どもも欲しい。何より、結婚って女の子の憧れじゃないですか」(慶應大学文学部・1年女子)
「結婚って当然するものという認識ですね。それに会社勤めが始まった時の支えになってくれるでしょうし、親に子どもの顔を見せてあげたいという親孝行の気持ちもあります」(慶應大学商学部・4年男子)
慶應の学生に聞いたところ、大半が「結婚したい」という回答。少数派として「一人のほうが楽」「養えるか不安」「好きなことができなくなる」といった意見もありました。全国の学生を対象にしたアンケート結果は以下の通り。
「結婚したい」 671人(79.5%)
「結婚したくない」 173人(20.5%)
株式会社オーシャナイズ、タダコピアプリアンケート
対象:全国の学生844人
期間:2014年5月31日~6月2日
学生を対象にした調査ではダントツで結婚したい派が多いようです。人口が減っていることで自ずと婚姻数も減少しているようですが、各個人の結婚したいという気持ちは今も昔も変わらないのかもしれません。
Q2男性に質問です。妻には家庭に入って欲しいですか?
「家にいて欲しいです。共働きだとすれ違いでギスギスしそう」(慶應大学法学部・1年男子)
「女性を養うのが男の務めだと思っていますから。女性も専業主婦を希望している人が多いのではないでしょうか」(慶應大学商学部・3年男子)
慶應男子の多くは家庭に入って欲しいと考えているようです。全国アンケートの結果も同様でした。
「家庭に入って欲しい」194人(70.04%)
「家庭に入ってほしくない」83人(29.96%)
イマドキの若者も男が稼いで女が家を守るという価値観を持っている人が多いようです。それでは女性はどう思っているのでしょうか。
Q3女性に質問です。結婚したら家庭に入りたいですか?
「いえ、入りたくありません。女性が働きやすい環境になっていますし、やりたいことにチャレンジしたいんです。昔は、家庭に入って家事全般を取り仕切るものだったんでしょうけど、今はスイッチひとつで出来るし、女性がつきっきりで家事をやる必要はありませんよね。
共働きでも十分、生活していけると思うんです」(慶應大学法学部・3年女子)
「母がそうでしたし、家庭に入りたいです。誰かの支えになりたいという気持ちが強いです」(慶應大学文学部・3年女子)
意見は半々くらいになりました。入りたい派は「両立させる自信がない」「子どもとの時間を長く持ちたい」「母親が専業主婦だから」といった意見が挙がりました。入りたくない派は「仕事で人生を豊かにしたい」「家にいてもつまらなそう」「共働きのほうが経済的に豊かになる」といった意見が出ました。
全国の女子学生はどう考えているのでしょうか。
「家庭に入りたい」250人(44.09%)
「家庭に入りたくない」317人(55.91%)
入りたくないという女性が少しだけ多い結果になりました。男性は家庭に入って欲しいという希望を持っているのに対して、女性は必ずしも家庭に入りたいとは思っていないようです。この結婚観のズレが全体の婚姻数に少なからず影響しているのかもしれません。
とはいえ、男女ともに多くの学生が結婚したいと考えているのは事実。「若者の結婚離れ」というよりは、男女間の結婚観がズレてきているといったほうが正確なのかもしれません。これからは、お互いの意見を尊重して価値観をすり合わせていく必要があるのでしょう。
(文・インパクト)