アメリカ・乱射事件再び…続々投入される「新商品の威力」とは (2/3ページ)

FUTURUS

だがMaxim9は消音器ではなく、拳銃だ。その辺りの議論は今後必ず起こり得るだろうが、今の時点でこの製品の流通を阻止できる連邦法は存在しない。


■ 人体を粉々にする

銃関連商品といえば、去年は『RIP』が話題になった。

これは『G2 Research』社が発売した新型銃弾で、その弾頭はまるで笹の葉を束ねたかのような形状だ。RIPは人体の完全破壊を売りにしている商品で、着弾の瞬間に弾頭が鋭い金属片になり内蔵を粉々にしてしまうのだ。

RIPで鶏肉を試写した映像があるが、銃弾の出口に行くに従い傷口が大きくなっているのが分かる。これがもし人間の腹部だったら、切り刻まれた腸が背中から勢いよく飛び出るだろう。

まさに一撃必殺の銃弾だが、この商品を「非人道的」とは決して考えないアメリカのカウボーイたちの精神も凄い。特に南部州は、今も「我々は南北戦争に負けた。だが連邦政府の言いなりになるものか」という考えを色濃く残している。中央の権限から一定の距離を置くということは、要するに州ごとに武装しているということだ。いついかなる時も中央政府が派遣した軍隊と戦えるようにである。

そんな南部州(旧アメリカ連合)の中でも、テキサス州は特に自衛意識が強い。この州の住人に言わせるとアメリカ東海岸地域の人々は「細腕の小金持ち」で、西海岸地域の人々は「軟弱なオタク」である。いつも銃に接し、射撃に親しむことで身体を鍛えている自分たちこそが「健康的なアメリカ人」だと考えている節がある。

そんなテキサス州では、バレットM82が流通している。もちろん、これも合法的な銃だ。50口径の対物ライフルの威力がどれほどのものかは、以下の動画で確認していただきたい。


■ ガンマンの行き先

アメリカのコミュニティーカレッジを日本のメディアは「短期大学」と訳しているが、これは「市民大学」という言い方のほうがより近いのではないか。

年齢や経歴などを問わず、市民の誰しもが学ぶ喜びを共有できる場。それがコミュニティーカレッジである。日本にはない形態の教育施設だ。

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