【恋に冷めちゃう?】30代におすすめ!まるで10代のように熱くなれる恋愛小説って? (2/2ページ)
2014年には『東京フィアンセ(Tokyo Fiancée)』という英語のタイトルで映画化されています。
憧れ、恋愛、そして・・・現実

フランス語の個人レッスンのアルバイトを通じて知り合った、アメリーとリンリ。アメリーは日本語学校に通う学生、リンリは両親の元で暮らすフリーターです。
レッスンを通じて仲良くなった二人は、自然な流れで恋に落ち、食事に出かけたり旅行したりと、楽しい時間を過ごします。
アメリーは会社勤めが始まり、朝から晩まで働くという仕事中心の生活に疑問を抱くようになります。「自分はこのまま日本にいて幸せなのか。リンリと一緒にいるべきなのか」と。
一方、アメリーと過ごす時間が長くなるにつれて、今後のことを真剣に考え始めるリンリ。アメリーが下した決断とは……?
とても切ない結末ですが、この決断がなかったら、ベストセラー作家アメリー・ノートンは誕生しえなかったかもしれません。
「人を好きになる」ってこういうことなのかも・・・

「掛け値なしに人を好きになるって、こういうことだよね」というピュアな気持ちを思い起こさせてくれる作品です。
恋をするのが楽しくて仕方なかったあの頃、恋バナに明け暮れた学生時代。ひととおり恋愛を経験した30〜40代だからこそ、アメリーの気持ちが手に取るように分かるのでは?
アメリーがリンリと恋仲にあった頃に、彼女が勤めていた大手商社での勤務体験を綴った一冊『畏れ慄いて』を手に取ってみると、今回の小説『Ni d'Eve ni d’Adam』がより面白く感じられるかもしれません。