3歳児健診で指摘されるママ多し!「指しゃぶりのし過ぎ」は顎のかたちへ影響する理由 (1/2ページ)
子どもが健康に育っているかどうか、子どもの成長をチェックするためにも、定期的な乳児健康診査はきちんと受けたいところです。
1歳児健診では問題なかったのに、3歳児健診でお医者さんから指摘されてドキッとすることがあります。その1つが“指しゃぶり”。
ただでさえ、3歳になったのにまだ指しゃぶりしているけど大丈夫かしら……、と感じているところへ、お医者さんから「このままだと顎のかたちに影響が出ますよ」なんて言われたら、ショックですよね。
今回はママ歯科医師である筆者が、3歳頃の子どもの指しゃぶりについて解説します。
■指しゃぶりの「顎」への影響
3歳児の歯科検診では、むし歯や唇や舌の小帯、歯並びなどのチェックを行ないます。それに加えて聞かれるのが“指しゃぶり”です。母子手帳にも3歳では保護者が記入する欄に、「いつも指しゃぶりをしていますか」との質問があります。
どうして3歳児健診で指しゃぶりをチェックするのでしょうか?
3歳になると、乳歯が全部生えそろい、乳歯列の歯並びが完成します。そうなって初めてその子の咬み合わせが分かってきます。2歳頃までは生えそろっていないため、どのような咬み合わせになるかまだ分かりません。
3歳を過ぎても指しゃぶりをしていると、だんだんと歯並びや咬み合わせへの影響が出やすくなるために、3歳でチェックを行なうのです。
次のような咬み合わせへの影響が出るといわれています。
(1)上顎前突(じょうがくぜんとつ):上の前歯が突き出ている
(2)開咬(かいこう):上下の前歯に隙間が出る
(3)片側性交叉咬合(へんそくせいこうさこうごう):上下の奥歯が横にずれて中心が合わない
(4)歯列狭窄(しれつきょうさく):上あごの幅が狭くなる
このような異常により舌癖、口呼吸、構音障害が起きやすくなるといわれています。
■年齢別にみる、指しゃぶりへの対処法
歯並びへの影響が心配で、早くやめさせたい。なのに、注意してもなかなかやめないといった悩みを抱えるママは多いのではないでしょうか。筆者自身も我が子に対しては焦りを感じていました。