実はペンギンより遅い!? 眠ることがない!? 衝撃的なマグロの真実 (2/2ページ)
岩場に隠れて横にならなくても大丈夫なようにできているので、泳ぎながら寝るのはさほど苦ではないようです。
養殖や飼育ができるようになったいま、ときどき「おぼれる」ような光景も目撃され、「寝ぼけてるンじゃね?」とおチャメな一面も報告されています。とはいえ「かわいそう!」と抱きしめると、それが理由で他界してしまいますので、そっとしておきましょう。
■期待し過ぎな「時速80km」
「マグロは時速80kmで泳ぐ」もかなりウソで、実際は7km/時程度。ペンギンよりも遅い!のが真相のようです。
「水」がらみの速度をあげると、
・競艇のボート … 時速80km
・ジェットフォイル(水中翼船) … 時速80km
・潜水艦 … 時速60km
ほどといわれ、海面に浮かぶ構造でも時速80kmは相当タイヘン、トップシークレットの頂点である潜水艦を「はなし8割」としても75km/hなので、「時速80kmで水中」を泳ぐのはとんでもない偉業といえるでしょう。
最近の研究により、泳ぐスピード記録はことごとく覆され、
・シャチ … 時速5km
・マグロ … 時速7km
・ペンギン … 時速6~8km
と、マグロの「成績」は12分の1程度…。かなり「誤解されていた」どころか、鳥類であるペンギンにもかなわない残念な結果です。このデータがすべてではありませんが、時速80km説は眉唾(まゆつば)と言えるでしょう。
昼も夜もなく働き続け、勝手に期待しておいて「キミにはがっかりさせられたよ!」では立つ瀬もありません。働く日本のお父さんを「濃縮」したようなマグロには、これからも日本のお父さんを元気づけるためにガンバり続けて欲しいものです。
長寿と繁栄を。
■まとめ
・マグロは「えら」を閉じられないので、止まると窒息してしまう
・眠ることなく泳ぎ続けるのは生きるため、な、詩人のような魚
・時速80kmで泳ぐと言われているが、7km/hのデータもあり「期待値」が10倍以上
(関口 寿/ガリレオワークス)