反日ムードが一変?中国韓国「日本たかり」舞台ウラ (4/4ページ)
「中国が"たかりリスト"の最上位に掲げているのは、中国が主導するAIIB(アジアインフラ投資銀行)への日本の参加要請ではないでしょうか」(在北京通信社記者)
輸出不振と内需の縮小から、国内に莫大な鉄鋼等のだぶつきを抱える中国。その"在庫一掃処分"の切り札として打ち出したのが、アジア各国のインフラ整備の美名の下にブチ上げたAIIBだというのだ。
「ですが、その頼みの綱AIIBも開店休業状態。資金繰りでも心もとない。そこで中国は、日本の参加をゴリ押し。200億ドル程度の巨費出資を要求すると見られています」(前同)
一方、韓国の"たかり"は切羽詰まっている。
「1997年12月、東南アジアの通貨危機を機に、韓国は外資資金の一斉引き上げを受けて外貨準備が枯渇、資金繰り危機に直面して破産寸前に追い込まれ、IMF(国際通貨基金)管理下に置かれる屈辱を味わいました。今、経済の末期的低迷で同様の危機が迫っているため、今年2月に協定が失効した"日韓通貨スワップ協定"の再締結を求めてくると見られています」(前出の外務省関係者)
この日韓通貨スワップ協定とは、金融危機の際に外貨を融通し合う協定で、世界最大の対外純資産国である日本の"韓国への救済措置"といった側面が強い。
「ただ、中韓両国には、日本からカネを引っ張るための"アメ"がない。したがって、日本は譲歩する必要はまったくないでしょう」(前出の宮崎氏)
普段は日本を批判しているくせに、懐具合が寂しくなってくると笑顔ですり寄ってくる隣人。厚顔無恥とは、まさにこのことではないか――。