映画初主演のAKB峯岸みなみ「私のことは嫌いでも映画は観に来て」に大ブーイング
AKB48の峯岸みなみが、来春公開予定の映画『女子高』で、主演をつとめることが明らかになった。「私のことは嫌いでも、映画は見にきて」と卒業した元同期・前田敦子の名言をもじって映画をPRしたが、ファンから「お断りします」と否定的な声が広がっている。
坊主事件から映画主演に
峯岸は2013年1月、EXILEやGENERATIONS from EXILE TRIBEのダンサー・白濱亜嵐の自宅でお泊まりした模様を一部メディアに暴露され、YouTubeのAKB公式チャンネルで「AKB48を辞めたくない」と訴えて衝撃の丸刈り姿を公開。グループの脱退を免れて一時期は研究生に降格したが、わずか2年弱で映画主演をつとめる座にまで返り咲いた。
今回の映画は、女子高生の青春時代に焦点を当てたミステリー。同じ女子校に通っていた仲良しの6人が、廃校となった母校で同窓会を開き、殺人事件が起きる。峯岸は、6人組の一人である主人公・高橋香月を演じる。
峯岸は「あっちゃん(前田敦子)の言葉じゃないですけど、私のことは嫌いでも、映画『女子高』は見に来てほしいなって思います」とPR。しかし峯岸の映画主演のニュースが報道されると、ファンからは「無理」「お断りします」「主演が嫌いなら金払ってまで観ないだろ」という拒絶の声が広まった。
AKBグループメンバーの関わったドラマ・映画の評判の悪さは、今に始まったことではない。現役メンバーにしても、HKT48の指原莉乃が主演をつとめた2014年の映画『薔薇色のブー子』は、公開2週で打ち切りという不名誉な記録を樹立している。
大島優子や前田敦子を筆頭に、AKB卒業生にも女優として活動するメンバーが多いものの、評判はイマイチ。大島は近年、映画『ロマンス』やTVドラマ『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』(TBS系)などで主演を演じるも、「(ヤメゴクは)下手」「(ロマンスは)魅力的」と評価が一定しない。前田は、TVドラマ『ど根性ガエル』(日本テレビ系)でヒロインの京子ちゃんの演じるも、芸能関係者の間の評判は良くない。一部メディアからは、ぴょん吉の声を演じて絶賛を浴びた満島ひかりに前田が「公開処刑された」という意見も出ている。
今話題になっている『女子高』については、峯岸が「私のことは嫌いでも」とアピールしたコメントが仇となり、ファンからは「島崎遥香の映画にしてもこの映画にしてもこけたらもうAKBに女優なんかさせるなよ」「ちゃんと興行収入教えてあげて現実を理解してもらわないとね」という意見があがっている。
下手を打って、早くもファンの反感を買う峯岸。指原の不名誉な記録を超えなければ良いが、はたしてどうなるのか……。
(取材・文/蒼木学)