心理テストは意味なし! 本当の性格が分かる「性格検査」4種類 (2/2ページ)
●MMPI(ミネソタ多面人格目録)
1943年にミネソタ大学病院で開発された性格検査用の古典的なテストです。精神医学における客観的な診断基準をつくるという目的で開発されました。550の質問に「当てはまる」「当てはまらない」「どちらでもない」の回答をするという、質問紙形式になっています。
「心気症」
「抑うつ性」
「ヒステリー」
「精神病質的偏奇」
「パラノイア」
「神経衰弱」
「統合失調症」
「軽そう病」
「男性性・女性性」
「社会的内向性」
という10の尺度について性格上の特性を判定します。日本版は1963年に発表されましたが、これに改良を加えたものが「新日本版」として1993年に発表されています。
●ロールシャッハ・テスト
性格検査として最も有名なテストではないでしょうか。紙にインクを落としてそれを二つ折りにし、できた画像を被験者に見せ、そこから何を連想するかを述べてもらうというテストです。テストには、図形が印刷されたロールシャッハカードを用います。
ロールシャッハ・カードには、白黒のものが5枚、カラーのものが5枚あり、10枚1組で使用します。被験者の反応を数値化して分析する手法、また回答の文脈的な理解を分析する手法などがあります。ロールシャッハ・テストでは、被験者の持つ衝動や欲動など、その傾向が分かるとされています。
ただし、このテストは分析が面倒です。
●内田クレペリン精神検査
これも非常にポピュラーなテストです。「1桁の足し算」の単純作業を、前半15分、後半15分の2セッション行います(前半と後半の間には5分の休憩が入ります)。作業量の変化からその人の性格、その適性を判定します。
普通であれば、単純作業を行っていると徐々にその作業量は落ちてきます。休憩を挟むと、疲れが回復し、作業量もまた回復しますが、また時間がたつにつれ作業量は落ちます。普通の人であれば、どのような作業量曲線を描くかが定量化できます。
それとの差、ブレを見て判定するのです。
他にも心理学で性格検査に用いられるテストはたくさんあります。ここで紹介したのはあくまでより一般的で古典的なテストだけです。ただ、被験者に一つの質問に答えさせてそれで性格を判定できる、なんてテストはありません。
少なくとも、きちんとデータが検証されている性格検査には、そんな単純でいい加減なものはありません。性格検査は、一つ二つの質問で回答が出るようなものではないのです。
※……ここで紹介した性格検査の妥当性を疑う説もあるのです。
(高橋モータース@dcp)