ローンはNG!資産形成できなくなる「人生の3大無駄遣い」とは (1/2ページ)
タイトルがタイトルなので40代向けであるように思えますが、ぜひ20~30代のみなさんにも読んでいただきたいのが、『40代から知っておきたいお金の分かれ道』(神樹兵輔著、フォレスト出版)。
なぜなら、人生設計、年金、保険、貯蓄、教育費、遺産相続・住宅ローン、投資・資産運用など、誰もがいつか直面する問題について知りたいことが書かれているからです。
■資産形成のための3ステップ
まず紹介されているのは、老後に安心できる資産を形成するために大切な3つのステップ。
(1)稼ぐ
(2)貯める
(3)殖やす
当たり前なようにも思えますが、現実的にこの3つをバランスよく実現するのはなかなか難しいもの。
そして、これらを実践するために必要なのは、「人生の3大無駄遣い」からの脱却だといいます。
ちなみに3大無駄遣いとは、「ローンによるマイホーム取得」「生命保険加入」「マイカー所有」の3つのこと。なぜ、それらが無駄なのでしょうか?
■ローンや保険が無駄な理由
(1)ローンでマイホームを買ってはいけない
まずはマイホーム。これから先、多額の住宅ローンを借りてマイホームを購入する価値がどれほどあるのかと、著者は問いかけています。
住宅ローンの返済シミュレーションをしてみても、将来的にマイナス額の方が大きくなることは明らか。
しかも途中で売却しようにも、ローンの残債額より物件価格の値下がりの方が大きく、マイホームを処分しても借金だけが残ることになり、売るに売れなくなるというのです。つまりマイホームを買うと身動きが取れなくなり、十分な資産形成ができなくなるということ。
(2)保険に入るなら貯蓄を
次に保険。日本の保険は、諸外国の2~3倍の高額商品で、しかも補償は諸外国の2分の1、3分の1と貧弱なもの。
保険という商品はあくまで金集めビジネスで、加入者とは利益相反の関係になっているため、保険に入るくらいなら貯蓄にまわす方がいいという考え方です。