【冴え女シリーズ(6)】[苦手だった不良転校生が・・・?]第9話(前半)「どんな男が好きなわけ?」 (2/3ページ)
で、イケボ」
藤宮「イケボ・・・?」
智子「あたしが騒いでても怒らない、むしろ一緒になって騒いでくれちゃう人で、でも騒ぎすぎたらちゃんと叱ってくれて、あたしと趣味が合って、食べるのが好きで、美味しい食べ物屋さんを知ってる人で、ご飯を写メっても怒らない人」
藤宮「おいおい、条件多すぎないか?」
智子「年下よりはやっぱり年上! デートではあたしの事をリードしてくれる紳士で、大人の魅力があって、藤宮ほどじゃないけど、あたしの事を守れるくらい強いといいな」
藤宮「年上って・・・どのくらい上がいいんだ?」
智子「27か29がいい」
藤宮「また随分上言ったな・・・」
智子「あたしが漫画とかで好きになる大人キャラって大体そのへんの年なのよ!あ、職業は会計士? みたいな事してる人がいいな」
藤宮「どっからでてきた会計士・・・」
智子「あたしが数字弱いから、それをフォローしてくれる人だと嬉しいなぁって思って」
藤宮「お前、会計士がどんな職業なのかわかってんのか?」
智子「ううん、わかんない。でも会計ってついてるから数字に強そう」
藤宮「・・・お前今、思いつくままに適当に言っただろ?」
智子「だって、自分のタイプとか全然気にしてなかったんだもん。でも、だったらいいなって気持ちは本当だよ」
藤宮「・・・身長が高くて、頭が良くてスポーツもできて? お前と話と味覚が合う、紳士みたいな数字に強い年上だったか」
智子「で、イケボ」
藤宮「なんなんだよ、そのイケボって・・・」
智子「イケてるボイス、つまりイイ声って事。もしも条件に全部合う人がいたら、あたしきっとコロっと好きになっちゃうなぁ。