意外としたたか?! 自分が子どものころの「ずる賢い」エピソード「体温計を手で温めてズル休み」「お年玉のためご機嫌取り」

学生の窓口

子どもは見ていても話していても可愛いもの…、なんてのは大人の思い込み。自分が子どもの頃を振り返ってください。無邪気な笑顔を武器に、大人の顔色を伺いながら、いかに褒められるか、物をもらえるか、楽を出来るかと考えをめぐらせてはいませんでしたか?もちろんナチュラルで無邪気な子もいたでしょうが…。ということで今回、「子どもの頃したたか、ずる賢い子だったか?」をエピソードとともに聞いてみました。結果は以下の通り。
■子どもの頃したたか、もしくはずる賢い子だったと思いますか?

はい…98人(41.9%)

いいえ…136人(58.1%)

半数以上が「いいえ」という結果に。これはしたたかであった自覚があるのが4割であるだけで、「非したたか派」の中には隠れしたたかもいるのではないでしょうか……。それでは、「はい」に投じてくれた人の意見を4つの系統に分類してみたので、見ていきましょう。

■策をめぐらす子

・「お小遣いをくれる人とくれない人を見分けて、子どもながらに態度を変えていた」(男性/30歳/学校・教育関連)

・「漢字のテストの時、ドリルをわざと落として拾うときにカンニングをしていた」(女性/34歳/金属・鉄鋼・化学)

・「学校に行きたくなくて、体温計を手で温めて熱があることにしてズル休みした」(女性/31歳/学校・教育関連)

・「後のことを考え、ピクニックとかは一番重い弁当を運んだ。帰りは手ぶら」(男性/47歳/電力・ガス・石油)

・「年末近くなると、両方のおじいちゃん、おばあちゃんに、はがきを書いて機嫌を取り、お年玉をたくさんもらおうとしていた」(男性/50歳以上/電機)

最も有益なゴールを目指し、その過程でほころびを生まぬよう自然な形で着地を目指す、いわゆる策士の子どもたち。小遣いやおいしいものにありつけるまでの道筋をしっかり考える子どもだったという意見が多くありました。

■兄弟・友だちをたぶらかす

・「親に何かを買ってもらえるとき、弟の意見を捻じ曲げて自分が欲しい物を買ってもらえるように誘導していた」(男性/37歳/団体・公益法人・官公庁)

・「部屋の片付けを妹や弟ばかりに押し付けていたが、親の前では自分もしっかりしてるふりをした」(男性/32歳/通信)

・「わからない問題があると言っていた子がいたが、ライバルを減らそうと教えなかった」(男性/28歳/情報・IT)

・「自分の失敗だけど、歳の離れた妹のせいにしてた。妹は小さくて自己主張できなかったのをいいことに」(女性/27歳/商社・卸)

身近な仲間、兄弟と友達。子どもながら絆を盾に厄介ごとを上手に押し付ける、そんな子どもたち。「ライバルに勉強を教えない」という意見は、形を変え大人になっても、少なからずやっている人たちもいるのではないでしょうか。
■子どものふりをする子ども

・「泣けば何とかなると思っていた」(男性/48歳/食品・飲料)

・「祖父母の家に行くと「おばあちゃん大好き!」などとお世辞を言って機嫌をよくさせ、お小遣いをたんまりもらっていた」(女性/36歳/医療・福祉)

・「しばらくサンタさんを信じているフリをしていた」(女性/30歳/機械・精密機器)

・「大人が自分の話をしているのを聞こえないふり」(女性/32歳/情報・IT)

とあるあだ名付け名人のタレントが名子役に「子どもの皮を被った子ども」と命名しましたが、子どもは少なからず子どもを演じているもの。「泣けば何とかなる」という意見は、まさに子どもだから許され、伝家の宝刀としては優れた危機回避法ですね。実際、涙を流せればなお役者です。

■狡猾に保身

・「先生などからはよくできる子と思われていましたが、実際は友達に甘えて助けてもらってばかりでした」(女性/29歳/学校・教育関連)

・「先生にお世辞を言って成績をよくしてもらった」(男性/50歳以上/その他)

・「グループの中で自分が一番注目されたかったので、自分よりも容姿の劣る子としか友達にならなかった」(女性/28歳/機械・精密機器)

これは大人になっても実践している人も多いのではないでしょうか?手柄を必要以上に主張、上司におべっか、合コンで自分より容姿の劣る面子を揃える…、子どもの頃の成功例が今に活きるといったところでしょうか。

さて、何だか「子どもは悪魔」のようなアンケート結果になってしまいましたが、その実、大人は、全てお見通しだったのではないでしょうか。分かった上でしたたかとは考えず「賢い子」「機転の利く子」と、良いイメージに変換してとらえていたのだと思います。どんなに小ずるい子でも、ニコッと天使のような笑顔を見せられると、許してしまいますから…。

文 佐藤充

調査機関:2015年10月
アンケート:学生の窓口調べ
集計対象件数:社会人234件

「意外としたたか?! 自分が子どものころの「ずる賢い」エピソード「体温計を手で温めてズル休み」「お年玉のためご機嫌取り」」のページです。デイリーニュースオンラインは、おもしろ思い出子どもカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る