「見えないところ」に置いておく!お金の上手な預け方・殖やし方
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日々の家計相談を受け、計画に沿って改善、実行などをしてお付き合いが長くなってくると「しばらく使う予定がないお金があるのですが、どうしたら良いですか?」というご相談を受ける事があります。
お金って少しお金が貯まると、「使いたい!」という衝動が湧いてきてしまうのです……。
目的を決めて貯めたお金なら存分に使って頂いても良いと思うのですが、“あるから使う”はとても危険です! 後々、必要な時に「あの時のお金があれば……」などと、後悔する買い物をしてしまうことに。
今回は、ファイナンシャルプランナーである著者が、上手なお金の預け方、殖やし方についてお伝えしていきます。
■お金を預ける3つの場所
お金の預け先(金融機関)を大きく分けると、
(1)銀行
(2)証券会社
(3)保険会社
となります。
それぞれで取り扱う金融商品は違いますが、銀行で保険や投資信託の取り扱いをしている、保険会社で投資性商品の取り扱いをしている、と金融機関での取り扱い商品の垣根は無くなりつつあります。
金融庁の『平成25年度税制改正要望項目』によると、日本人の家計金融資産(約1500兆円)の内訳は、
・現金・預金:55.2%
・投資性商品(債券、株式、投信):10.4%
・年金・保険:27.9%
・その他:6.6%
となっており、銀行に預けている資産の割合が大変多くなっています。
諸外国(ドイツ、アメリカ、イギリス、フランス)では、現金・預金の割合が15%~40%程で、投資性商品の割合は15%~40%程度となっており、諸外国と比べてみても、資産の預け入れ場所に偏りがあることが分かります。
■使う予定のないお金は、場所を移しましょう!
銀行にお金を置いておくということは“目に見える”状態にしておく、という事です。
5年以上使う予定のないお金は、“見えない”“引き出せない”状態にしましょう。例えば、保険会社の一時払い金融商品、証券会社の投資商品に変えておくことをおススメします。
もちろん、担当者任せにせず、内容やリスクをしっかり把握しておきましょう。お付き合いが長く、信頼できる担当者がいない場合は、特に要注意です! 「これが人気なんです」というトークに惑わされないようにしましょう。
保険商品や投資商品に預け入れたお金も、ずっと引き出せない訳ではありません。
万が一の場合、保険商品は“契約者貸付”・“一部解約”、投資商品は“一部解約”ができます。
タイミングによっては、解約をしても損をする事がない場合もあります。ただ、無理な預け入れは禁物です。
銀行以外を活用する場合は、あくまで、余裕資金で行ってください。
■金融機関以外でのお金の活用方法
資産を活用し、金融商品以外にお金を生みだす方法としては、“不動産投資”があります。
親から相続した土地・現金などがある場合は、不動産を購入して家賃収入を得る、という方法もあります。
ただ、家賃収入は“不動産収入”となり、確定申告が必要になります。
購入費や建築費以外に税金、管理費、修繕費などのラーニングコストもかかってくるので、しっかりしたシミュレーションが必要になってきますが、資産を活かして収入に繋げる方法として、選択肢に入れておくと良いと思います。
いかがでしたか?
「銀行に置いておいても殖えないから」という理由ではなく、“無駄に使わないため”という理由で、銀行預金以外を活用して資産をしっかり守り、殖やしていきましょう。
(冨士野喜子)
【参考】
※ 平成25年度税制改正要望項目 – 金融庁
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