テスト勉強に使える! 司法試験に一発合格できた "ずるい暗記術" とは!? (2/3ページ)

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すでに大学受験で二浪しているため、金銭的にもう浪人はできない……でも次の学校の試験までお時間がない。

そんなギリギリの状況で思い切ったのが、「問題を説かずに答えを見まくる」というテストの前日に行う一夜漬け暗記術でした。

時間がないからノートも使わない。とにかく、全科目の問題集の答えを見ては問題を見るという、乱暴ともいえる勉強法を繰り返したそうです。

結果、京大や東大の法学部の人が落ちるなか、たったの2か月の勉強で、東北大学法科大学院の既習試験(2年コース)の2次試験に合格したのです! おそるべし、ずるい暗記法……。

■「スピード暗記」のススメ

その後、倍率約8倍の立命館大学法科大学院の既習試験(2年コース)に入学した、鼻高々の佐藤弁護士でしたが、ここでまたあらたな壁にぶつかります。対話形式で進められる授業で、まったく答えることができなかったそうです。

そこで実践したのが、スピード暗記。できるだけ短い時間で過去問をみる、問題集や参考書を速読する。1ページ1秒とだけ聞くと、本当に内容を理解できるのかと不安になりますが、そうすることで、さまざまな記憶が紐づけされていくのだそうです。

試験前日も、とにかく参考書をパラパラめくるだけ。

そして、5ヶ月前には合格率5%だった佐藤弁護士は、なんと民事系科目上位5%以内の、名実ともにトップクラスの成績で司法試験を合格したのです!!

■事前にウォーリーを見つけて、攻略法を見抜け!

「ウォーリーをさがせ!」という絵本をご存知でしょうか? 大判の絵本を開くと、細かく書き込まれたイラストが広がっていて、そこからただ一人ウォーリーという人物を探し当てる。一時期、一世を風靡した有名なゲーム絵本です。一度ウォーリーを見つければ、自然にそこに目がいってしまうというのは、ウォーリーあるあるです。佐藤弁護士は、この「答えが事前に分かっている状態」を上手く利用したのだといいます。

試験勉強をするとき、参考書を見てじっくりと勉強してから、問題集にチャレンジするという一般的な正攻法でしょう。しかし、佐藤弁護士は違います。

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