子どもの血液に抗体ができる"血液型不適合妊娠"をご存知ですか? (1/2ページ)

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■ 人間の体は異なる血液を受け入れられない! 血液型の違う血を輸血されて危篤に陥ったり、悲しい結果になってしまったというニュースを聞いたことがあると思います。人間は自分と違う型の血液を受け入れることができないのです。

ではなぜ、母親と胎児の血液型が異なっていても、妊娠を継続できるのかというと、それは母体と胎児には血液の行き来がないから。それが何らかの原因で胎児の血液が母体側に紛れ込んでしまうと、一部の人では胎児の血液に対する抗体を作るようになり、その状態を血液型不適合妊娠と呼びます。 ■ なぜ、抗体ができるのか。 原因としては、下記などがあげられます。
・胎盤に関する何らかの異常
・流産や人工妊娠中絶
・羊水穿刺

これらによる、血液型不適合妊娠には、ABO式血液型不適合妊娠(母親がO型で胎児がA型かB型の場合)と、Rh式血液型不適合妊娠(母親がRh−で胎児がRh+の場合)がありますが、Rh式血液型不適合妊娠のほうが問題となることが多いです。
■ 胎児の血液に対する抗体ができると、なぜ危険? 胎児の血液に対する抗体ができると、その抗体が胎児の赤血球を攻撃し、貧血や浮腫を引き起こすからです。早期なら流産、中期以降には早産、満期産の場合も出生直後から激しい黄疸が出現します。

Rh式血液型不適合妊娠では、黄疸は第一子の妊娠のときよりも第二子以降の妊娠のときにおこりやすくなります。そして、妊娠回数が増加するたびに黄疸の度合いが強くなるのです。
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