子どもが「親に自分の気持ちを理解してもらえた」と実感できる会話術って?

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子どもが「親に自分の気持ちを理解してもらえた」と実感できる会話術って?

心療内科や精神科のカウンセリングを受けたことがありますか? 話を聞いてくれる専門家のカウンセラーはどの人もなんだか感じがよくて優しくて、心を許せてなんでも喋りたくなりませんか。

実はこのプロのカウンセリング技法に子育てのヒントも隠されているんですよ。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が“カウンセラーの技法に学ぶ”スグ応用できる子育て法についてお話ししたいと思います。

■話をする気を無くすNG対応3つ

(1)何か別のことをしながら話をする人

保育園のお迎えの時間、担任の保育士からこんな風に対応されたらどう感じますか?

保護者:うちの子、最近、落ち着きがないように思うんですが保育中はどんな様子でしょうか?

担任:(片付けながら)「そうですね……」 (掃除をしながら)「そうですか……」

こんな時、「なんだか先生忙しそうだから、もう相談するのは止めちゃおうかな……」と思いませんか?

病院での診察のとき、最近はパソコンを使った診療が増えてきていますが、医師が患者に視線を向けないでパソコン画面にカチカチ情報を打ち込んでいることがありますよね。でも「何だか話をちゃんと聞いてもらっていない」「カルテを打ち込むことが目的になっていて私の話をしっかり聞いてくれていない」と感じる人も多いのではないでしょうか。

(2)黙ってうなずくだけ

保育園の送迎時の保育士の対応

保護者:「うちの子最近、落ち着きがないように思うんですよね……」

担任:(黙って、うなずきながら聞く)

このように、ただ黙って相槌を打たれるだけだと「本当にわかってもらえているのかしら」と不安になってきてしまいますよね。

(3)話の腰を折る

保護者:「うちの子最近、落ち着きがないように……」

(まだ話が全部、言い終わっていないに)

担任:「そんなことないですよ。お母さん心配し過ぎですよ。うちの子も小さいうちは落ち着きない子でしたし、子どもは皆そんなものですよ」

途中で話を持っていかれ、話の腰を折られた感じがしませんか。早合点された感じもします。しかも、プロである先生に質問しているのに、ママ友のように「うちの子だって」と始まると何だか興醒め、先生に勇気を出して聞いたことを後悔してしまったりします。

■「理解してくれた」と感じさせる受け答え

保護者:「うちの子最近、落ち着きがないように思うんですが保育中はどんな様子ですか」

担任:「お母様は○○君が落ち着きがないと不安に感じてらっしゃるんですね。○○君の保育中の様子は……」

理解してもらえた、共感してもらえた、私の不安をわかってくれたと思い嬉しくなりませんか。

これカウンセラーの技法“同じ言葉を最後まで聞いて反復”する方法なんですよ。専門用語で“能動的聞き方”“傾聴(けいちょう)”とも言います。

■カウンセラー技法に学ぶ!「子どもの気持ちに寄り添う」会話術

子どものしつけにもこのカウンセラーの技法を取り入れてみましょう。

例えば、「○○君に玩具とられて悔しい」と子どもが泣いていたとき、「なんで泣いてるの」「そんなことで泣くんじゃない、弱虫ね」「男の子なんだからやり返しなさい」と直ぐに反応することはやめましょう。

子どもの言った言葉を繰り返し「そう玩具とられて悔しかったのね」とだけ言いましょう。すると子どもは「ママにわかってもらえた」と安心し「明日、○○君から取り返してやる」「仲良く出来るように頑張る」など自分なりの解決策を見つけたりするものですよ。

まずは子どもに共感することからはじめてみましょう。

いかがでしたか。

ぜひともプロのカウンセラー技法を応用して、普段の子どもとの会話に対応してみてくださいね。きっとお子さんのママに対する印象も変わってくるはずですよ。

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