円卓が回ってきたらどうする? 知っておきたい中華料理の正しい食事マナー (1/2ページ)

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大勢でわいわい会話しながら食べるのが楽しい中華料理。円卓の上の大皿に盛られた料理を回して取るのも独特ですよね。和食や洋食のようなマナーがないように思われる中華料理にも、ちゃんとマナーはあります。そこで今回は「中華料理での最低限のマナー」についてご紹介します。
■円卓の回し方と使い方

円卓を回すときにはルールがあります。勝手に回すのではなく、時計回りの方向に回していきます。目の前に回ってきた料理をとった後、いきなり回してはNGです。他の人が料理をとっている最中でないかを確認しましょう。自分から遠い場所にある料理をとりたくて、席を立ちあがってとろうとするのはNG行為です。円卓を使っているので、その料理が回ってくるまで座って待ちましょう。

■取り分けるのは自分の分だけ

大皿にのった料理をとり分けるときは、必ず「自分が食べられる量」だけをとり分けます。自分でとり分けた量なのに、食べきれずに残してしまうことはマナー違反となります。また、他の人の分までとり分ける必要はありません。他の人がどれくらい食べられるかはわからないので、その人が自分の食べられる量をとり分けるのがルールです。ただし、お茶は隣の人にいれてもいいことになっています。

■お皿は持たない

大皿からとり分けるスタイルの中華料理では、料理ごとに取り皿を代えます。使い終わった取り皿は下げてもらいましょう。また、料理をとり分けるときや食べるときに取り皿を手に持つのはタブーです。中華料理で手に持っていい食器は、レンゲ、箸、グラス、お茶わんだけです。「取り皿を手に持って料理を食べる」のは最大のマナー違反となりますので気を付けましょう。

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