インドネシアとサブカルコスプレイヤーたちが創る「明日の光景」 (2/4ページ)
ジョグジャカルタ在住のユウキ・レイブンは、この町にサブカルが定着する以前からコスプレイヤーとして活動している。
しかも彼女は、市内中心地から離れた地域に住む女の子だ。ユウキ自身は以前、自分の住む土地を「農村」と言っていた。いずれにせよ、都市部の住人でないことは確かなようだ。
だがそんなユウキも、今では高級機を所有するカメラマンと組み精力的に活動している。

「地方部の女性は、都市部の華やかさから取り残され貧しい生活を送っている」
その声は決して間違いではないが、あくまでも一側面に過ぎない。
ユウキは決して金持ちというわけではないはずだが、彼女のその姿に「貧しく、寂しく」というステレオタイプな悲壮感は一片も見受けられない。
そういう女性も存在するのである。

■ 彼女たちの原動力
もう一人、ジョグジャカルタ在住のコスプレイヤーといえばローラ・ジエタがいる。
いわゆる“可愛い系”に属するユウキとは対照的に、ローラは“美人系”だ。
そのためコスプレのレパートリーも幅広い。もし出場するイベントが3日間開催だとしたら、ローラは必ず3種類の衣装を用意する。
しかも彼女は流暢な英語を話すことができるため、外国メディアにも自分をPRすることができる。

ローラは今時の日本男児よりも積極的な女子だ。