まだやってるよ……いつまでも続く「閉店セール」って法律的にありなの? (2/2ページ)
- タグ:
-
お得
これは有利誤認(ゆうりごにん)と呼ばれ、
・いまなら半額 … じつはいつもの価格
・在庫限り … じつは追加発注できる
など、「いま買わなきゃ」という「誤った」認識を与える行為は、景品表示法で禁止されています。閉店セールも例外ではなく、いつ閉店するか未定、じつは閉店するつもりがない、などは違法なので、まだやってる!と思ったら「いつまで」か聞いてみると良いでしょう。
■来年からはペナルティが強化
「由緒ある骨とう品」と書いてあったのに、じつは量産品だったなんて場合はどうなるでしょうか? これは優良誤認(ゆうりょうごにん)と呼ばれ、
・実際よりも「良いもの」として伝える
・事実に反して「良い店」と伝える
などは景品表示法・4条-2で禁止されているため、同様に違法行為になります。いっときニュースをにぎわせた「産地偽装食品」も優良誤認で、安い食材を使ったからでなく、高級食材=「良いもの」にみせかけたことが問題なのです。
景品表示法に違反すると、消費者庁が調査し、
・表示内容を改める
・再発防止
などを命じる「措置命令」がおこなわれますが、罰金のようなペナルティがないため、後を絶たないのが現状です。来年からは違反者に「課金」されるシステムに変わるので、偽装食品などが減ることに期待しましょう。
■まとめ
・赤字覚悟のセールを続けると、不当廉売になる
・いつまでも続く閉店セールは、有利誤認になる可能性・大
・産地偽装など、実物よりも「良いもの」に見せかけると優良誤認
(関口 寿/ガリレオワークス)