【2~3歳児に持たせたい】「どんぐり手帳」って知ってる?どんぐり拾いで始める環境教育とは (2/2ページ)
日本で最初のプレーリーダーとして有名な大正大学教授の天野秀昭氏によれば、幼児期は一生の中でもっとも“自然性”が高い時期で、この時期に自然の中でさまざまな経験をじっくりと重ねることが大切とおっしゃっています。
また、屋外の環境は脳への働きかけが格段に強いということで、外遊びを薦めています。大人の脳の8~9割という脳細胞の基本的な発達は幼児期に完了することが分かっているそうです。
外遊びをすることで、自然の中にある危険を経験し、時に痛い思いもすることで、自分の限界を知り、危険察知能力や危険に対応できる体がつくられていくのだそうです。
こう聞くと、わざわざ森に連れて行ったり、イベントなどに参加しなければいけないの?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。近所の公園にお散歩へ行くだけで十分です。
歩いたり走ったりすることはもちろん、天候の変化で体温調節機能も高まるため、外に居るだけでも子どもの発達には良いのだそうです。
近くに公園などの遊び場がなくても、親子で毎日外に出て散歩をするだけなら続けられそうですよね。
■自然に触れることは「皮膚感覚を育む」こと
また、『子供の「脳」は肌にある』の著者である山口創氏は、皮膚は“露出した脳”だとしており、その皮膚感覚を育むためにも自然に触れることは大切だと言います。
人工物や工業製品のような画一的なものだけでなく、自然の落ち葉や木々などに直に触れ、多種多様な手触り・感触を体感することで皮膚感覚が活発化し、子どもの感性を豊かにしてくれるのだそうです。
公園に行くと、つい親目線で頭ごなしに「汚いから触らないで!」と言ってしまいがちですが、毎日の散歩の中で子どもが手に取る石や草花、すれ違う犬との触れ合いなど、私たち親がもう少しおおらかな気持ちで子どもの行動を見守ることが必要かもしれませんね。
いかがでしたか?
今日ご紹介したように、環境教育を大げさに捉えすぎず、まずは日常の中でできる子どもとの外遊びから自然との触れ合いを意識してみてはいかがでしょうか。これから紅葉シーズン、週末に家族できれいな色の落ち葉を探しをしながらどんぐり拾いをしてみるのもいいかもしれませんね。