宇宙人の巨大建造物なのか?恒星「KIC 8462852」を周回する謎の物体 (2/4ページ)
具体的な数値を入れることはどの変数でも難しいが、知的生命体にまで発達する確率はおそらく低いだろう。
しかし、ケプラーはこれまで恒星の周囲に1,000個以上の惑星を発見してきており、科学者は天の川にはおそらく数十億もの惑星が存在すると推定している。知的生命体が極めて珍しい現象なのだとしても、圧倒的な数があれば、サイコロが振られる大きな可能性を残してくれる。
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■ドレイクの方程式ダイソン球
N=天の川に存在する人類が通信可能な文明の数
R*=人類がいる銀河系の中で1年間に誕生する恒星の数
fp=1つの恒星が惑星系を持つ割合
ne=1つの恒星が持つ、生命の存在が可能となる状態の惑星の平均数
fl=生命の存在が可能となる状態の惑星において、生命が実際に発生する割合
fi=発生した生命が知的なレベルまで進化する割合
fc=知的なレベルになった生命体が星間通信を行う割合
L=知的生命体による技術文明が通信をする状態にある期間(技術文明の存続期間)
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文明の技術が発達するにつれて、エネルギーの需要はますます高まる。物理学者フリーマン・ダイソンは、高度に進化した文明はいずれ恒星のエネルギー全てを利用する必要に迫られ、おそらく恒星を丸ごと覆ってそのエネルギー全てを集める構造物を建設するという仮説を唱えた。
その派生的な構造物がダイソン・スウォームだ。これは恒星エネルギーの収集装置で恒星全体を覆ってしまう代わりに、その軌道を周回させるものである。この種の構造物なら恒星の光の大部分を遮ってしまうことはない。