私立増えすぎ!? 日本の大学の国立・公立・私立の割合ってどれくらい? (3/3ページ)

学生の窓口

他にも「文部科学統計要覧」には、

・修士課程を置く大学

・博士課程を置く大学

・夜間学部を置く大学

を集計したデータもあります。

まずは「修士課程を置く大学」ですが、781校中591校がこれに該当します。国立は86校全てに修士課程があり、公立は92校中74校、私立は603校中431校となっています。私立大学では修士課程が置かれていないところが意外と多いようです。

また、「博士課程を置く大学」は781校中437校。こちらは国立では86校中77校、公立は92校中55校、私立は603校中305校です。最上位の学位ともなると、どの大学でも……というのはさらに難しくなるのでしょうか。

「大学が増え過ぎていることで質が低下している」と、以前に問題提起されたこともありました。質の低下の話はひとまず置いておいて、今回紹介したデータを見る限りでは、大学の数は確かに増え過ぎているのではないかと思ってしまいますね。今後こうした大学数はどう増減するのか、気になるところです。

参考:平成27年 文部科学統計要覧

http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/002/002b/koumo...

(中田ボンベ@dcp)

「私立増えすぎ!? 日本の大学の国立・公立・私立の割合ってどれくらい?」のページです。デイリーニュースオンラインは、地方国立大学トレンド大学生カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る