【冴え女シリーズ(7)】[根暗な私に先輩は眩しすぎる]第1話(前半)「あんた名前は?」 (2/3ページ)
ところで、これさぁ、どれを借りたらいいと思う?」
彩「え、あ・・・」
健「三冊しか借りられないんだろ?」
彩「えっと、あ・・・き、気分にも、よるんじゃないかと・・・」
健「気分って?」
彩「その・・・持ってきた本は、どれも小説なので。あの、作者も違いますし」
健「すすめられてたやつ、適当に持ってきたしなぁ。じゃあ、あんたのオススメ三冊選んでよ。それ借りるから」
彩「え! や、そん、な重要な事、自分じゃ決められない、です」
健「俺普段あんま本とか読まないから軽くて面白いやつがいいな!」
彩「や、だからあの・・・自分では・・・」
健「こっちの作者は名前だけは知ってるぜ?」
彩「そ、れはドラマの原作、本、なので、観てたのでしたら、内容がわかるし、その、楽しめるかと」
健「んじゃ、こっちは?」
彩「あ、アクション映画を、観ているような、その、爽快感?違うな、疾走感?が味わえ、ます。たぶん」
健「そうなんだ。こっちのも?」
彩「お、同じ作者では、ありますが・・・こっちはどちらかというと、その、重い感じです。はい」
健「なるほどね。全部読んでるの?」
彩「そのぉ、先輩が持ってきたものは一応、はい・・・」
健「あ、俺が先輩なのは知ってるんだ?」
彩「へ? や、だって・・・学生証に書いてありますし」
健「ってことはあんたは1年生か。