ゴジラに魅了されたアメリカの歴史学者が、ゴジラの魅力について語る (4/5ページ)

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 後半に作られた映画ではその事実は曖昧となっているが、ゴジラはもともとは恐竜であった。第一作目の映画では、科学者たちがゴジラのことを“海洋爬虫類と進化途中の陸生動物の狭間にいる”過渡期の生物と呼んでいる。

 1954年の映画製作者たちは、米『Life』雑誌に描かれていた恐竜のイラストを参考にしてゴジラのデザインを考えた。余談だがゴム製の着ぐるみを外国人俳優が着用するにあたって、しりの部分をもっと大きくする必要があったという。それ以上に、後の映画に登場するゴジラと戦う多くの生き物も恐竜に見える。

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 ゴジラがこれほど人気を博しているのは、子供の頃に抱いた恐竜への憧れからきているのかもしれない。ツツイ氏はそう確信しはじめた。「ゴジラは子供時代を思い出させてくれます。あの頃は純粋で、ゴム製の怪獣たちが攻撃を繰り広げる様子を素直に楽しむことができました」。

 ゴジラは古生物学者でさえ虜にしてしまう。

 ユタ州立大学の古生物学主任のケン・カーペンターもゴジラファンの1人である。彼は1997年、二足歩行の恐竜の属に“ゴジラサウルス”と名づけている。また、ゴジラ映画に関する科学論文もいつくかある。"Godzilla from a zoological perspective(動物学からみたゴジラ)"と "The Science of Godzilla(ゴジラに関する科学)"である。
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