間違ってたら冷や汗もの! 太ってるだけ or 妊婦? 知っておきたい、スマートな席の譲り方 (2/3ページ)

マイナビウーマン

『座ったり立ったりという動作が大変だから』と、ことわられることが多いので」(28歳/機械・精密機器/技術職) ・「断られたり、嫌な顔をされたら恥ずかしいので、いまだ未経験」(22歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系) ・「席を譲ったら『そんな歳ではない』と怒られて以来、毎回悩む」(22歳/生保・損保/事務系専門職)

「断られたらどうしよう」と、やはり思ってしまいますよね。松葉杖で立ったり座ったりするのが大変という理由なら仕方ないですが、「そんな歳ではない」と言われても譲った人にはわかりませんので……。できれば、すんなり座っていただきたいものです。

■私もキツイんだけど……

・「自分の体調がすぐれないとき」(33歳/その他/クリエイティブ職) ・「おばあさんがいたけど、しんどかったので譲るかどうか悩んだ」(27歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職) ・「具合が悪くてぐったりしている自分の前に、元気なお年寄りが来た」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

「具合が悪い自分」と「元気そうなお年寄り」。はたして、どちらが優先されるべきか。筆者の個人的な意見ですが、体調が悪ければそのまま座っていても良いのでは? 無理をして席を譲って立ち上がり、もし倒れでもしたら……。かえって周囲の人に迷惑をかけてしまそうです。

簡単なようで、難しいのが「座席の譲り合い」。そこで、マナー講師の平松幹夫先生に、スマートな座席の譲り方について聞いてみました。

「『三辞三譲』という言葉があります。これは『勧められたら三回は辞退して、相手に譲るという心がけが大切』と諭した言葉。私は、三度まではいかなくても、一度は辞退して、二度目にその勧めを受けるかどうかを明確にすることを、マナーのひとつとしてお勧めしています」(平松先生)

この「三辞三譲」、電車などでの席の譲り合いにも、通じるのではないでしょうか。「断られたら気まずい」と思って、つい席を譲ることを躊躇してしまいがちですが、「最初の申し出は断られて当然」かも? 三度までは勧めてみることが、スマートな譲り方と言えそうです。

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