女性ホルモン注射には、どんな効果があるの? (1/2ページ)
女性ホルモン注射は、本来体内で作られている女性ホルモンを補うため投与するもの。更年期障害に悩む女性や、性同一性障害で男性から女性への性転換を希望される人に適用されます。
今回はこの女性ホルモン注射について、詳しい話を医師に聞いてきました。
そもそも、女性ホルモンはどんなもの? ・思春期以降の女性の卵巣から放出される性ホルモン
・乳房の発育や恥毛の生育など、成人女性の体つきを作る二次性徴期に活発に働きかける
・ホルモンの放出量は、排卵や月経と深く関係して、放出のピークを作ったり増減する
・カルシウムの代謝を司ったり、脂肪の蓄積や体毛、性フェロモンの産生などに必須
本来体内で作られ、このような役割を持つ女性ホルモンを補うのが女性ホルモン注射です。
更年期障害の女性への治療 女性ホルモンは、更年期を前に、卵巣の機能が落ち込んでくると、その放出量が減少します。その影響でさまざまな症状が出ます。
【更年期障害の症状】
・皮膚のつやがなくなり、しわ・シミができる
・月経周期の不安定(最終的には閉経)
・骨粗しょう症
・精神的な落ち込み
など
これらはある程度年齢に伴い、起きてしかるべき反応ではありますが、あまりに症状が強くつらい場合は、注射で女性ホルモンを補うことによって、症状を緩和することができます。
性適応障害に対する治療 女性ホルモンの注射は、性適応障害に対する治療にも使用することがあります。性同一性障害とは、生物学的な性別と自分の認識が不一致である障害です。