【冴え女シリーズ(7)】[根暗な私に先輩は眩しすぎる]第2話(前半)「チワワみたいだな」 (1/3ページ)

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【冴え女シリーズ(7)】[- 根暗な私に先輩は眩しすぎる -]

■作品概要
いつも一人で過ごしている空気のような存在の「彩」。ひとりが好きな「彩」は、いつも教室や図書室で本を読んで過ごしていた。ある日の放課後、図書室の貸し出しカウンターで作業をしていると、学校の有名人「健」が現れ「俺、あんたに興味があるんだよな!」と爽やかに告げられる。両極端なふたりに恋は芽生える?


●第2話(前半)「チワワみたいだな」


彩「1年A組、巴 彩、です」

健「その巴 彩に俺は会いにきたんだ」

彩「……え、あ……名前、知らなかった、んですか?」

健「今初めて聞いたな」

彩「なの、に、会いにきたというのはその、どういう意味で」

健「A組ってことはさ、巴は英語クラスなんだな。すげぇ」

彩「ど、どうも……でも、そ、そんなに凄い事でも……」

健「英語クラスってだって、1クラスしかないんだろ?」

彩「まぁ、そうです、ね……」

健「英語ペラペラなんだろ? すげぇじゃん。俺この間駅で外国人に話しかけられて、何言われてんのか全然わかんなくてさぁ。ジェスチャーでなんとかしようと思ったんだけど、どうにもならなかったんだよなぁ」

彩「英語クラスだからってペラペラ、というわけじゃ……。道案内くらいなら、できるかもですが、まだ、そんな勉強もしてないです、し」

健「まぁ、確かにまだ1年生だもんな。でも2年の夏には短期留学もすんだろ?」

彩「そうですね……確か、オーストラリアに。

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