効果出ません!「やる気がない子」「言うことを聞かない子」へのNGしつけ法とは (1/2ページ)
書道教室で、仮にあなたが一生懸命書いた文字を書家の大先生から「こんなのなっちゃない!」と赤い筆で真っ赤に直されたらどう感じるでしょう?
きっと「もう二度と書きたくない!」と思うのではないでしょうか。誰だって自分が一生懸命やった行為に対してけなされるのは良い気はしませんよね。
実は、子どものしつけも同じなんですよ。
今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、子どものやる気を失くさせてしまう“添削するしつけ法”についてお話します。
■どちらの採点用紙が「やる気」起こりますか?
ここに「ほ」と書かれた2枚の採点された紙があります。どちらも同じものです。
唯一、真ん中の“ほ”だけが上の部分を飛び出すことなく正しく書けています。ほとんどの文字が間違っているので、おそらく正しく書けた文字はまぐれで“たまたま手が止まって結果的に突き出さなかっただけ”と思われます。
さて、子どもの身になってみたとき、どちらの採点方法にやる気が起こりますか? 上ですよね。正しく書けた文字だけに色鉛筆で綺麗に花丸をしてもらっているプリントの方です。
「これも間違っている、あれも間違っている」と真っ赤に直されたらプリント自体も見たくもありません。ましてや母親になんて見せたくはないでしょう。これではごみ箱に捨てたくなってしまいますよね。
これをじっくり眺めて「ふむふむ、ここを間違ったんだな。今度はしっかり気を付けて書こう」なんて思う子は誰一人いません。
ですから、もし子どもがもう少し大きくなって字が書けるようになった時、上手に綺麗な字を書かせたいと思うのならば、汚い字は無視して、乱れている中でも一番マシな文字を取り上げて「この文字はとても上手に書けているね。突き出ないで書けていて綺麗よ」と褒めてあげればいいのです。
すると、「そうか!突き出さないのが正しい“ほ”なんだ。これからはもっとたくさん花丸をもらえるように気を付けよう」となるのです。
■「添削」するNGしつけ法
学校の先生でも子どもの宿題やテストを真っ赤に直す人がいますが、“労あって益なし”なんです。