いや~な臭いは実は親ゆずり? 体臭は遺伝するらしい?! (2/2ページ)

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■恋人選びは「違うにおい」が決め手

体臭は遺伝するのか? HLAには種類が多く、複雑な組み合わせができるため「絶対」ではないが、両親から遺伝情報を半分ずつ受け取るしくみなので、似たにおいになる可能性は高い。祖先に体臭がキツいひとがいれば、自分もそうなる、と覚悟しておいたほうが良いだろう。

自分と同じにおいなら血縁者と識別できるのに対し、子孫繁栄のうえでは自分が持っていない免疫を取り入れたほうが有利になる。そのため伴侶には「違うにおい」の異性を求める傾向がある。

ラットはH-2遺伝子が違う異性と生殖行動をとる率が高く、つまりは「違う体臭」の伴侶を求める傾向がはっきりと出る。これは強い子孫を残すためで、多くの免疫を持たせたい=HLAが異なる異性、を求めた結果だ。

こうして免疫も増えるのと同時に、体臭が減る可能性もあるが、親と同じ病気にかかりやすい、同じアレルギーを持っている場合は、HLAも免疫も似ていることを意味するので、同じような体臭になる、と考えるのが順当だ。加齢により体臭が変わるとはいえ、親族に「クサい!」など言ってしまうと、いつか自分も言われるハメになるので自粛しよう。
いや~な臭いは実は親ゆずり? 体臭は遺伝するらしい?!
■まとめ
 ・ひとの体臭は、免疫をつかさどる遺伝子HLAの影響を受ける
 ・血縁の識別/伴侶にしたい異性を知るうえで、体臭は重要な働きをする
 ・複雑ながらHLAは遺伝する仕組みなので、親の体臭を引き継ぐ可能性もある
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