意志の弱さとは無関係。我々は常に脳と腸内細菌に巻き込まれており、腸内細菌が勝つとジャンクフードに抗えなくなる(米研究) (2/2ページ)
しかし、病気などが原因で免疫が機能しなかった場合、人においても衝動的で、無謀な行動を取りがちになるという研究結果はある。
食欲と腸の関係
人体の免疫系を形成する細胞の70%が存在する消化器系内には、人間の遺伝子の100倍もの細菌の遺伝子が存在する。そこに潜む細菌たちには、バクテロイデス門なら脂肪、ロゼブリアなら糖といった具合に、それぞれに異なるニーズがある。
腸内細菌が行動に影響を与える方法の1つとして考えられるのは、脳内の神経伝達物質に影響を与えるやり方だ。また、ホルモンや腸と脳の間に走る迷走神経に影響を与えている可能性も考えられる。
マレイ博士によれば、チョコレート好きな人間の尿から甘いものに関心がない人とは異なる細菌が発見されるなど、食欲と腸との関係を示唆する証拠も存在するという。
脂肪や砂糖たっぷりの食べ物の誘惑は日常的なものだろう。どうやら腸内で起きる宿主と微生物の進化上のせめぎ合いが、食の好みの多様性に影響を与えているようだ。
via:dailymail.・translated hiroching / edited by parumo