アフリカの無電化地域を「IT×ソーラー」で変えていく (2/3ページ)
キヨスクのオーナーには、150Wのソーラーパネル、蓄電池、チャージャーボックス、コントローラー替わりの携帯電話が無償で貸与される。
そして発電された電気をまずはオーナーが携帯電話の専用アプリから電気をチャージし(エアーワット)、それを村人に小売していく。
この事業のポイントは2つある。

source:http://www.wassha.com/
■ ■1:決済に使われるのがすべて携帯電話
ひとつは決済に使われるのがすべて携帯電話という点だ。アフリカでは電気の通っていない無電化地域でも、携帯電話は7~8割もの多くの人に普及している。
そしてその携帯電話で決済のできるのが『エムペサ(M-PESA)』という電子マネーサービスだ。
銀行の口座やクレジットカードがなくても使えるこのサービスは、あらゆる階層に利用者が広がり、ユーザーは1,400万人とも言われている。
この携帯電話を使った電子マネー決済で、キヨスクオーナーは必要なだけ電力を購入し、携帯電話を充電したり、レンタルのLEDランタンやラジオなどを借しだすことができる。
今まで、何十キロも携帯電話の充電のために遠くまで歩いて行っていた村人が、近くのキヨスクで充電できる。
村人に人気なのがLEDランタンのレンタルだ。
ケロシンのランプよりずっと明るく、臭いや煙もない。子供たちが夜も本を読むことができたり、夜店の店頭でも灯りとして活躍する。
何はなくても灯りがあれば、暮らしが変わる。