アフリカの無電化地域を「IT×ソーラー」で変えていく (1/3ページ)
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エアコン、パソコンに照明と電気なしでは成り立たない私たちの暮らしだが、世界を見渡してみると未だ電気のない無電化の暮らしをしている人が約13億人もいる。
そして電化が最も遅れているのがアフリカのサハラ以南の地域である。
国際エネルギー機関(IEA)によれば、ケニアは16%、タンザニアは14%しか電化されていないという。そしてこの傾向は農村部で著しい。
これらの無電化地域ではケロシンと呼ばれる灯油が明かりのために使われているが、その煙は呼吸器系の病気など健康にも悪影響を与え、また火事を起こす原因ともなっている。
このような問題を受けて、ケニア政府でも2020年までに地方電化率を40%まで引き上げる地方電化マスタープランを策定し、大規模な太陽光発電や地熱発電などの開発も行っているが、農村部ではまだまだグリッド(送電線)が行き届くところまではいかない。
何せ、アフリカの大地は広大で人口密度も低い。送電線を引く費用を考えたら独立型の電源を設ける方が現実的だ。
■ 立ち上がった若い日本の起業家

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このような課題解決のため、アフリカの大地を駆け回る若い日本の起業家たちがいる。
2013年度に創業したベンチャー企業のデジタルグリッドソリューションズ株式会社のメンバーだ。
彼らが手掛けているのは、新しいIT技術と太陽光発電を組み合わせた電気の量り売り事業『WASSHA(ワッシャ)』。
農村地帯には、それぞれの村にひとつは日用品や飲料などを売るキヨスクと呼ばれるお店がある。村人にとって最も身近なこのキヨスクを電化し、村人に必要な分だけ電力を売るというビジネスだ。