結婚した女性が悩む「はしたない」の矛盾 (2/4ページ)
その目標さえ共有していれば、いくら貯金して、お小遣いはいくらで、ということは自然に決まっていきますし、不満は溜まりにくいはずです。
もし、家計をまとめた途端に自由になるお金が減ったなら、それは今までが使い過ぎていたと考えるべきです。将来のことを考えずにお金を使っていたものが、将来の計画に沿ってお金を使うようになったということで、むしろ「正常に戻った」ということだと思います。
――家計をまとめた時、どちらが主に管理するかという問題が出てきます。一般的に女性が管理する方が多いように思いますが、こちらについてはどのようにお考えですか?
青柳:肝心なのは二人が納得するかどうかということで、情報共有さえできているならどちらがやっても問題はないはずです。
ただ子育てに関しては、何にいくらかかるかということは女性の方がわかっていると思いますし、生活品の買い物は奥さまが行く場合が多いので、お金の管理は奥さまがする方が何かと便利なのかなとは思います。
もちろん、先ほどお話ししたように、貯めているだけでは将来に対して十分な備えができないはずです。これをわかっていないと、奥さまががんばって切り詰めて倹約して貯金をしたのに、いざ老後になってお金が足りないという事態になってしまう。その時になって「お金の管理を任せていたのに何で貯金ができていないんだ!?」と奥さまの責任にされても困ってしまいますよね。だからこそ運用の大切さを夫婦ともに認識して、貯金だけでなくて運用していくための勉強が必要なんです。お金を管理するのが奥さまであれば、奥さまが運用まで引き受けられればそれがベストだと私は考えています。
――投資を始めたいという人に、まずどんな種類の投資を勧めていますか?
青柳:初心者の方には投資信託を勧めています。投資信託での積立てですとか、毎月一定額を運用に回していくというスタイルですね。
――預金の利子率ではお金が増えないから、という理由で投資を始めるからにはやはり利回りが気になります。
青柳:やり方はいくつかあるのですが、私は年間10%の利回りでやっていけるように教えています。
預金の利子率を見慣れていると、10%はすごく高いように思えますが、投資の世界では特別に高いわけではありません。