【冴え女シリーズ(7)】[根暗な私に先輩は眩しすぎる]第4話(後半)「友達いないんだもんな」 (2/3ページ)
そんなずっと家族以外の誰かと過ごすなんて」
健「まぁ、もちろん辛いだけじゃなくて慣れると楽しい事もあるけどな」
彩「そういうもんなんですか?」
健「チームメイトは俺含めバカな連中ばっかだけど、一緒に騒ぐのは楽しいよ」
彩「自分には・・・縁の無い世界です」
健「あ、そうか友達いないんだもんな!」
彩「い、いないんじゃなくて・・・少ないだけ、です」
健「俺の後輩紹介してやろうか?」
彩「け、結構です・・・体育科の男子なんて怖すぎる」
健「良い奴ばっかりだけどなぁ」
彩「お、お気持ちだけで、けっこうです・・・ほんと、やめてください」
健「なんかあんた、体育科の奴になにかされたのかってくらい、嫌がるな」
彩「や、体育科の子じゃない、です・・・」
健「体育科じゃないけど、誰かになにかされたんだ? もしくはなにか言われた?」
彩「・・・い、言いたくない・・・です」
健「もしもそいつがさ、サッカー部だったら遠慮なく言ってくれよな!ぶっとばしてやるから」
彩「せ、先輩でも、ですか?」
健「え、なに? サッカー部の3年になにかされたの?」
彩「た、たとえ話です・・・」
健「ほんとに? ならいいけど・・・先輩でもサッカー部の株を落とすような奴は許せないからな!」
彩「・・・ありがとう、ございます・・・嘘でも、そう言ってもらえてう、れしいです」
健「嘘じゃないって。あ、確かにぶっとばしはしないかもしれないけど、あんたに嫌な思いさせた奴に口喧嘩くらいなら仕掛ける気まんまんだから」
彩「口喧嘩、ですか?」
健「喧嘩はやったことがないが、口喧嘩は負けた事がないんだ、俺。あ、いや、ねーちゃんには負けっぱなしだったかな?」
彩「ふふ・・・先輩が口喧嘩なんて、なんか、想像つかない、です」
健「お、笑った。