【冴え女シリーズ(7)】[根暗な私に先輩は眩しすぎる]第4話(後半)「友達いないんだもんな」
![(C)EGGMODE.inc](https://image.dailynewsonline.jp/media/a/6/a67c5267652ca3c2479cc6457e9d69023ed3c0d9_w=666_h=329_t=r_hs=fdded19643bfb0217ddcc2457a7d752b.jpeg)
※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。
【冴え女シリーズ(7)】[- 根暗な私に先輩は眩しすぎる -]
■作品概要
いつも一人で過ごしている空気のような存在の「彩」。ひとりが好きな「彩」は、いつも教室や図書室で本を読んで過ごしていた。ある日の放課後、図書室の貸し出しカウンターで作業をしていると、学校の有名人「健」が現れ「俺、あんたに興味があるんだよな!」と爽やかに告げられる。両極端なふたりに恋は芽生える?
●第4話(後半)「友達いないんだもんな」
彩「近いんで・・・家から、学校。え、英語クラスに入ったのは、その、英語の成績はよかったので流れというか・・・」
健「家近いんだ? いいなぁ! 俺は遠いから学校の寮で暮らしてるんだよ」
彩「寮? ああ、そういえばありましたね・・・」
健「部活でも寮でもチームメイトと顔を合わせるから、ずっと部活の延長って感じでさ。先輩には頭が上がらないし、自由時間はもちろんあるけど、規則正しい生活を強いられててちょっと息苦しさはある。だから家が近いってすげぇ羨ましい」
彩「自分なら耐えられない、です。そんなずっと家族以外の誰かと過ごすなんて」
健「まぁ、もちろん辛いだけじゃなくて慣れると楽しい事もあるけどな」
彩「そういうもんなんですか?」
健「チームメイトは俺含めバカな連中ばっかだけど、一緒に騒ぐのは楽しいよ」
彩「自分には・・・縁の無い世界です」
健「あ、そうか友達いないんだもんな!」
彩「い、いないんじゃなくて・・・少ないだけ、です」
健「俺の後輩紹介してやろうか?」
彩「け、結構です・・・体育科の男子なんて怖すぎる」
健「良い奴ばっかりだけどなぁ」
彩「お、お気持ちだけで、けっこうです・・・ほんと、やめてください」
健「なんかあんた、体育科の奴になにかされたのかってくらい、嫌がるな」
彩「や、体育科の子じゃない、です・・・」
健「体育科じゃないけど、誰かになにかされたんだ? もしくはなにか言われた?」
彩「・・・い、言いたくない・・・です」
健「もしもそいつがさ、サッカー部だったら遠慮なく言ってくれよな!ぶっとばしてやるから」
彩「せ、先輩でも、ですか?」
健「え、なに? サッカー部の3年になにかされたの?」
彩「た、たとえ話です・・・」
健「ほんとに? ならいいけど・・・先輩でもサッカー部の株を落とすような奴は許せないからな!」
彩「・・・ありがとう、ございます・・・嘘でも、そう言ってもらえてう、れしいです」
健「嘘じゃないって。あ、確かにぶっとばしはしないかもしれないけど、あんたに嫌な思いさせた奴に口喧嘩くらいなら仕掛ける気まんまんだから」
彩「口喧嘩、ですか?」
健「喧嘩はやったことがないが、口喧嘩は負けた事がないんだ、俺。あ、いや、ねーちゃんには負けっぱなしだったかな?」
彩「ふふ・・・先輩が口喧嘩なんて、なんか、想像つかない、です」
健「お、笑った。良い顔できるんじゃないか」
彩「え・・・あ」
健「ははは、あんた笑ったり顔真っ赤にしたり結構忙しいな?」
【冴え女シリーズ(7)】[- 根暗な私に先輩は眩しすぎる -]第5話(前半)へ続く
●出演キャラクター
工藤健(くどうけん)17歳:高校生
巴彩(ともえあや)16歳:高校生
●声優および制作クリエイター
シナリオ:久潟椎奈
イラスト:三月涼
男性声優:内野真世
女性声優:澤江まゆき
●アプリ概要
様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。
●アプリダウンロード
App store
https://itunes.apple.com/jp/app/id984016474
google play
近日リリース予定