【冴え女シリーズ(7)】[根暗な私に先輩は眩しすぎる]第5話(前半)「すげぇかわいいと思う」 (2/3ページ)
もしも、ここにでてきたらどうなってたんだろうって想像したり」
健「もしかして俺が持ってきた本全部読んだ事あった?」
彩「まぁ、一応・・・好きな作者でもあったので」
健「俺はもちろんサッカーが一番好きだけど、アクション映画観たりすんのも好きなんだ。だから巴が選んでくれたこの本は俺の好みだと思う」
彩「あ、そうなんですか? じゃ、よかったです。・・・でも気が向かないと読まない、んですよね?」
健「あんま集中して活字読んだ事ないから、本を開いてみて、いけるか五分五分って感じ」
彩「い、一章くらいは、や、1ページぐらいは頑張ってみてください。それ、面白いんで、絶対」
健「巴がそういうなら頑張ってみるよ」
彩「が、頑張ってみてください!」
健「あはは、そんな顔を真っ赤にしてまで必死になって推すんだから絶対面白いんだろうなこれ」
彩「え、あ・・・」
健「さっきはチワワみたいだって言ったけど、今はリンゴみたいだ。かーわい」
彩「かわっ、かわいくない、です。