「秋葉原には児童ポルノや児童買春が溢れている」というデマを弁護士らが流すワケ (3/3ページ)
そういう意味で、児ポ法に問題がある事は事実である。
しかし、そうは言っても法は法である。 現行の児童ポルノ法で児童ポルノの括りから外れている物を児童ポルノ呼ばわりする行為は、無実の一般市民に対して突然 「アイツは人殺しだ」 と罵るも同然の暴言なのだから、仮にも弁護士という肩書きを持つ人間がやっていい事ではない。 もし気に入らないというのであれば、まずはそうしたグレーな物を児童ポルノに含めるよう運動を起こすべきであって、現段階で 「ほら児童ポルノだ!」 と言ってしまうのは順序が違いすぎる。
最後に、彼女らが口にする "児童ポルノ" とは何を指しているのか、より具体的に考えてみよう。 とはいえこれも答えは簡単だ。 ようは彼・彼女らにとって好ましくない物、嫌悪感を感じる物が児童ポルノなのである。 だから伊藤弁護士のような人間の主張を正しく翻訳するとこうなる。
「秋葉原には、今でも私が嫌悪感を感じるマンガやアニメやアイドルのDVDが溢れている。 私にとって目障りなメイドカフェの店員らがビラを配る姿も目に入る。 だから早くこれらを児童ポルノや児童買春という事にしてしまって、この世から消し去りたい」
こうでも解釈しなければ、存在しない児童ポルノを相手に大立ち回りをしている伊藤弁護士らの言動が理解できない。 もし解釈が違うというのであれば、ぜひ正しい答えを教えていただきたい。
「今の秋葉原には児童ポルノなどなく、また児童買春も見られず、代わりに女性経験のなさそうなオタクをピンポイントで狙う新手の美人局や、背後にカルト宗教がいそうな勧誘の類が溢れています♪」 と、秋葉原の隣町に住んでいる私が言っておく。
Written by 荒井禎雄
Photo by B_Me