【雑学】おしゃれの街、フランスのファッション文化は「トイレ」から生まれたってほんと? (2/2ページ)
女性たちは香水を染みこませたハンカチを鼻にあて、香りでごまかすのが定番でした。
■中世のフランスはウ○チの都!
汚物の処理方法はまさに驚愕(きょうがく)で、宮殿なら庭、市民は道路へブチまける、と原始的な手段がとられていました。「エチケット」には荷札や立て札の意味もあり、ヴェルサイユ宮殿の庭師が「これじゃたまらん」と、立ち入り禁止=汚物捨てるな、の札を立てたのが語源とも言われています。ペットならいざしらず人間がおこなっていたのですから、伝染病がまん延したのも当然と言えるでしょう。
街なかではさらにヒドく、たまった汚物は道路にブチまけるのが当たり前で、アパートの高層階からは窓を開けて投下! 通行人にかからないよう、捨てるまえに声をあげるのがマナーだったようですが、やっていることは犯罪レベル…マナーを気にしている場合ではありません。当然、街じゅうは○ンチだらけで歩くのもひと苦労…靴はもちろん長いドレスもあっという間に汚れてしまいます。そこで誕生したのが「ハイヒール」で、
・服の裾(すそ)が汚れないよう、高さを増す
・汚れてもすぐに掃除できるよう、かかとをとがらせる
工夫がなされたと考えられ、おしゃれどころか汚物が生みの親だったのです。
フランスのファッションは劣悪なトイレ事情から始まった…勇気のあるひとは、クリスマス・パーティでめかし込んでいる女性に話してみてください。
■まとめ
・ヨーロッパでは「おまる」と同じ構造の「いす式トイレ」が定番だった
・ヴェルサイユ宮殿には「トイレがない」的な話も半分正解
・「エチケット」の語源は、庭に汚物を捨てさせないための「立て札」説が強い
・街では道路に捨てるのが当たり前。ハイヒールは汚物対策として誕生した
(関口 寿/ガリレオワークス)