【雑学】おしゃれの街、フランスのファッション文化は「トイレ」から生まれたってほんと? (1/2ページ)

学生の窓口

年齢・性別を問わず気になるのが「おしゃれ」。女性の定番アイテムであるハイヒールや香水は、劣悪なトイレ事情から誕生したのはご存じでしょうか?

中世のフランスには「トイレ」と呼ばれる場所はなく、部屋のなかで「いす式便器」つまり「おまる」を使う風習だったため、だれかが用を足すと部屋は悪臭で満たされ、香水をかけたハンカチで鼻を覆ってガマンするしかありませんでした。おまるが「ブツ」でいっぱいになると、庭や道路にぶちまけて処理…ファッションの都・パリは汚物まみれの街だったので、服を汚さないためにハイヒールが誕生したのです。

■おとなも子どもも「おまる」を愛用

中世ヨーロッパでは「トイレ」専用の空間どころか、「いす式トイレ」を使うのが当たり前でした。いす式といえば聞こえは良いのですが、つまりは汚物を溜める受け皿がついた「おまる」で、おとなも女性もこれを利用していたのです。見ためはアンティーク調の立派ないすなのに、座面がくりぬかれ、洗面器のような「器」が取り付けられたいすが現存し、場所を問わない「どこでもトイレ」として使われていたのです。

ヴェルサイユ宮殿にはトイレがない、なんて話を聞いたことがあるでしょうか? これは半分正解で、

 ・初期はいす式しかなかった

 ・のちに固定式トイレが設置された

ために生じた「都市伝説」というべきでしょう。「ない」どころか、いす式なら量産もたやすく場所も問わないので、ヴェルサイユ宮殿はトイレだらけだったのです。いっけん便利そうな「いす式トイレ」にも弱点があります。おわかりのように「におい」と「汚物」の処理方法で、現代ではあり得ない手段でおこなわれていたのです。

汚物は受け皿にたまるので問題ありませんが、においは当然ながら開放式…だれかが用を足せば、部屋中がウン○臭に満たされるのは当然の結果です。ところが換気扇があるわけでもなく、ほかのひとはひたすらガマンするだけ。

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